「これから世界は大きく変わります。
これからの1年余りの間に
おそらくわたしたち誰もが
時代が大きく変わることを実感するような
象徴的な出来事が起きるでしょう」
『2019年春分からの流れ 〜古い世界の終わりと、新たな世界の始まり』
昨年の春分の記事でそう書いてから
ちょうど1年ほど。
世界は、あの時感じていた方向へ
予定通りに大きく流れ続けてきているように思う。
「日本はハードチェンジを選択した」
そう感じたのは
2013年の東京オリンピック開催決定の瞬間で
それから7年の時を経て
いまの世界のこの流れは、予定通りなんだろうね。
日本で最初に iPhone が発売され
リーマン・ショックが起きた
2008年の夏あたりから
世界再編の大きな流れは始まっていて
2017年末から、
2020年いっぱいまでのこの3年間は
いまの資本主義社会が築き上げてきた
この旧来の支配構造の限界と問題点が
徹底的にあらわになるとき。
そこで起こるのが
どんな出来事なのかに関わらず
この2020年からの数年間で
世界は大きく変わっていく、という流れは
以前から予め予定されていた通りで
その予兆やサインは、様々なところから発せられていた。
その大きな時代の激動のときに
あわせるようにして
資本主義の象徴とも言えるような
大イベントをあえて呼び込むということは
いまの社会構造見直しという
世界全体の揺れを、明らかにより大きくする選択で。
もちろんそれは、
オリンピックという
イベントに限った話なんかじゃなく
オリンピック招致という出来事に
象徴されるように
この大変革の大きな流れに対し
できるだけ穏便な、ソフトな変化ではなく
大きな痛みをともなう
ショック療法というハードチェンジを
日本全体が、そしてひいては人類全体が
選択したという現れなのだということ。
その大きな流れについては
これまで度々、
記事やセミナーなどで発信してきた通りだけれど
そして、これまでも伝えてきた通り
ここはまだ序章に過ぎません。
これから世界はもっと大きく動いていく。
それが良いでも悪いでもなく
ただ時代は、必要な方向へと流れていく。
様々な喜びも悲しみも、怒りや嘆きでさえも
そのすべてをその内に包括しながら
ただ、来たるべき次の時代へ、次の世界へ向けて
必要な現象を起こしながら、流れていく。
先日、土星水瓶座入りの記事をリリースしましたが
それとは別に、
この数年間の全体的な流れについて
記事を一本アップしようと思っています。
土星という1つのテーマに焦点を当てると
わかりやすくなるメリットはあるのだけど
いまこの時期には
数年スパンでの全体的なものも
ひとつ出しておく必要があるように感じるので。
ここ最近、
Googleでの総検索件数が激減している
という話を耳にした。
また、テレビCMや車内広告など
各種広告も世の中からどんどん無くなりつつある。
これまでの、散々に欲望を煽り立て
最大限に消費を促し続けてきたこれまでの社会構造が
その存在意義を
根底から見直さざるを得なくなりつつある。
「それって、本当に必要なもの?」
いまほどその問いが
深く染み入るときは、これまでなかったはず。
そしてそれは、
根底から見直さざるを得なくなりつつあるものは
わたしたちの生き方そのものも、だ。
ここはまだ序章だ。
終わりのはじまり、
その「古い時代の終わり」という激動と痛みを通して
その先に、次の時代への扉が開いていく。
世界ばかりを見て、自分を見失うな。
自分の内側に意識を向け
自分という存在を、しっかり感じてみよう。
すべては自分からはじまる。
世界に振り回されるんじゃない
自分からはじめるんだ。