○1997-1998 fcb 2017-2018
1997-1998 fcb
今日は今から20年前のバルサとマドリを振り返ってみたいと思いました。
思います。
--前のシーズンに何が起こっていたか
96-97バルサ、マドリ
仏陀が怪物からのご指名を受け、メディアプンタの位置に君臨。
前任者のバケーロが炎のバックパスをペップに送りまくってたのとは異なり、
世界最高のドリブラーであったポルトガル人とマドリから出たガッツエンリケ、
爆走するラテラル二人セルジとチャッピーへ文字通りキラーパスを供給しました。
後方からはペップがメトロノームのようなリズムに乗り、これまた寸分たがわぬボールを供給。
有名な、戦術はロナウドってチームですね。
結果は、
カペッロマドリに勝ち点2及ばず。2位。
マドリはミヤトビッチ、スーケル、ラウールで60点近く獲っています。
この翌年マドリは何年振りかも分からないチャンピオンズ獲得。高らかに復権をアピールしていきます。
--そして、97-98
ファン ハールが就任。
ロナウドはインテルへ史上最高額で移籍。
代わって、デポルからリバウド様。
ペップは故障のため、もう一人のカンテラの星アモールがピボッテ。
バティ獲得と噂されながらも、モナコからソニー アンデルソン。
ソニー アンデルソン
リバウド フィーゴ
エンリケ
セラデス
アモール
セルジ ライツィハー
ナダル フェレール
ヘスプ
勝ちきれないマドリをしり目に、リーが奪還。
・ブラジル人クラックの史上最高額での移籍(ロナウド=ネイマ)
・前年マドリが優勝
・新監督(バンバン=バルベルデ)
・カンテラの星ペップが故障がち(ペップ=イニ)
・前年速攻志向(フェノメノ、リトルブッダ=MSN)
・少し前はクライフ御大の超絶ポゼッション志向(クライフレシャック=ペップティト)
・左ラテラルは、爆走するスペイン人(セルジ=ジョルディ)
・ポルテーロは、スペイン人ではない(ヘスプ=テア)
・セントロ デランテロは、南米人(ソニーアンデルソン=噛み付き)
17-18バルサが置かれた状況と一致する点が多々見受けられることに気づきました。
無理くり。
上記からバルサ優勝は約束されたようなものです。
失礼しました。
移籍市場で躓き続ける17-18バルサに思いをはせることにしてみます。
セメド
控えとはいえポルトガル代表で欧州制覇
スーペルコパで2,3度見せた独力での突破は、今後の活躍を十分期待させるものでした。メッシとワンツーを期待し過ぎると、神は自分しか信じていないので肩すかしを食らうかもしれませんが、セメドはやる男。
昨シーズン後半テオのくそ野郎にケガをさせられるまで一瞬アイドルとなったビダルと共にバルサの右を支えてくれることは間違いありまへん。
パウリーニョ
動きすぎるマルコスセナ。または柔らかいボンメルではないかと思っています。
きっとめちゃくちゃ活躍すると思います。
必死でボールに食らいつく姿はきっと、バルサファンの賞賛を得ると思います。
チャンピオンズ奪還の原動力かも。
スパーズで際立った活躍を披露できなかったことと、中国でプレーしていたことでバルセロニスタの評判はイマイチですが、
チェルシーを破ったクラブW杯含め南米でいくつもタイトルを獲得しています。
プレースタイルは、ボンメルのように前に出ていくスタイル。
ボンメルのように当たりに強いわけではありません。
ブスケ、イニ(ラキorロベルトorラファorセリ)、パウリーニョの中盤は相当強いと思います。
バルサの面々のポジショニングがMSN前に戻れば、より活きると思います。
バルトメウ絡みのきな臭い話はシカト。
デウロ
苦しい。
攻め手がありません。小手先のボールコントロールで翻弄するのが主だった武器。
若くして各国リグで経験を積んでいるので戦況を読んで突破を図ってほしい。
運動量、味方を鼓舞するプレー、局面を読む力を身に着けてほしいです。
ドウグラス
何とか右サイドどこかで出てほしいです。
ヒホンでのプレーは全く見てません。
中盤やれますか。
セリ
ニースでの試合を見る限り100%活躍する。
チャビっぽいという見立て通りボールを受け、早くさばく。
バルサが失いつつあるものを備えている。
デンベレ
若いエトオだと思えばイラつきません。
3年後くらいにエトオになってくれたらいいなと思います。
エトオよりドリブルうまいですし。
コウチーニョ
ブラジル版フレブです。
スアレスやメッシ、イニ、ジョルディと良好な関係を気づくと思いますが、Rの系譜とネイマに続くギガクラックではないと思います。
以上。