3年前の今頃、「第3回 大地の芸術祭」が行われてた。
で、当時は「今回で最後かも…」なんて話もチラホラ聞こえてた訳で…。
ま、実際は無事に「第4回」も絶賛開催中ですが…
その3年前の芸術祭。
そのテーマの1つに「やきものの街する」的なものがあった。
当時から陶芸を習っていた私としては、これは、なんとしても「見に行かなくちゃ」と思ってた。
そしたら、ひょんなことで、「ある陶芸家さんの作品の設置のお手伝いしませんか?」的なお話を頂いた。
もうね、これは、やるしかないって思ったんだよね~。 ←単純
で、お手伝いすることになったのが、
『戸髙千世子さん』という、はるばる鹿児島から参加してくださった陶芸家さん。
作品名は『山中堤 スパイラルワーク』
こんなカンジの作品。
この、白く見えるのが陶器製の壺です。
で、これを、パネルの上に固定して、水面に浮かべてあるんです。
この水上での作業…私がやったのかって話でしょ…
してません。
私がお手伝いできたのは、水に浮かべる前に、パネルに設置された壺を磨くこと
白いので、何かと汚れが目立つ…。 …梅雨時期だったからね…コケ?とか、ついてるのよ。
それをなんとか、目立たなくなるように、水で拭く…。
それくらいしかお手伝いできなかった・・・
その間も、地元の土建業の方々は、水上で、びっしり生えそろった「水草らしきもの」を根こそぎ抜いてたのに…。
毎日、毎日。
7月なのに、休憩テントには、ストーブついてたもの。
…だったからね、寒かったのよ…。
3日間、半日ずつお手伝いに行ったんですが、見事に雨。
当時がピークですかね、女の威力…。
…の中、透明ポンチョ着て、磨いてた…。
陸上にあると、こんなカンジ。
手前の青く光って見えるのは、硝子を焼きこんであるもの。
これが、蓋になるんです。
全部の壺についたのよ。
山道を歩いていくと、これが見えてくる。
ちょっといいでしょ?
本当に貴重な経験をさせていただきました。
作品設置って、とっても、大変なんだなぁって。思った。
で、そんな思いもあって、今回の芸術祭も、のんびりですが、ちょっとずつ回ってます。