【八ヶ岳別荘ライフ】春はヨモギで、最高に美味しい絶対クセになる草餅(黄金レシピ) | 編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

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八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

八美里ファームの春は、ヨモギの草餅ではじまります。
ゴールデンウイーク前の新芽が出てきたばかりのヨモギも、5月も下旬になってくるとしっかりした茎が立って立派になってきます。

育っていく過程によって味の強弱を楽しめるのも野草ならでは。

自然の恵みに感謝しながらつくる草餅は最高です。

もちもちしながらしっかりとした食感とヨモギの香りをふんだんに楽しみながら、良質のこし餡(あん)でまろやかにまとめる。

やっと最高にバランスのいい草餅のレシピができあがりました。

 

野草&ハーブ料理:絶対クセになる草餅
 


材料(12個分)
ヨモギ:60g、上新粉:150g、白玉粉:60g、ぬるま湯:150ml(目安)、こし餡:200g
-----お好みで-----
きな粉:大さじ3、砂糖:小さじ1:小さじ1


 ヨモギの選び方によって味が違う 

ヨモギの新芽が出たての頃、まだ摘むのが難しいくらいなのですが、この頃のヨモギを使うととても上品なまろやかな淡い香りの草餅ができます。

 

 
摘む際に、根っこまで引き抜かないように注意して摘みます。
 
 
2週間もするとすかっり茎が伸びます。
この頃のヨモギを使うと、ヨモギならではの強い香りと苦味を楽しむことができます。
 
 
摘む際は上から数センチを摘むようにします。
 
 
女性のハンドバッグくらいのカゴいっぱいに摘んで、おおよそおおよそ180gから200gになります。
 
 
 積んできたヨモギは、小さな虫がヨモギの毛についてなかなか取れないので、とにかくよく洗います。
 
 
 お鍋に重曹(小さじ1)を入れてやわらかくなるまで茹でます(5分程度)。
 
 
 冷水にサッと通して、色味を鮮やかにします。
 
 
 のヨモギの水気をよく絞ってブレンダーでペースト状にします。
 

 

 
トコトン細かくせずに、少し筋を残すとヨモギの香りが楽しめます。
 
 
 大きめのボールに上新粉と白玉粉を入れます。
上新粉だけではなく白玉粉を混ぜるのがおいしくしあげるコツ。
 
 
上新粉は米粉のことです。
いつも使っているのは「梨北米の米粉」。
 
 
そして、白玉粉は「みたけの白玉粉」。
 
 
 よくかき混ぜながらぬるま湯を少しずつ足していき、耳たぶのやわらかさになるまで、よくこねます。
 
 
 手に水をつけながらの生地をピンポン球より少し小さめに丸めて、サランラップを敷いたタッパーの上に並べていきます。
 
 
 蒸し器に蒸し布を敷いて、の生地を並べて強火で20分蒸します。
個数に関係なく20程度で大丈夫です。
 
 
こんな風にして蒸し布で包みます。
 
 
蒸しあがりはこんな感じです。
 
 
 蒸しあがった生地をボールに移したら、のペースト状にしておいたヨモギを混ぜます。
 
 
 生地の白いところがなくなって、やわらかく手にまとまりつくようになるまでよくこねます。
 
 
 手に水をつけて(ここではあまり水をつけすぎないのがポイント)、ピンポン球よりひと回り小さいくらいの生地を手の平で伸ばします。
 
 
 真ん中に親指の先よりも少し大きいくらいのあんこを入れます。
いつも使っているこし餡は、「HOTEI こしあん」。
 
 
 きれいに包むようにして、手の上で丸めなおすと、美味しそうに仕上がります。
上の方を少し押さえて完成です。
 
 
お好みで、きな粉に砂糖と塩を混ぜて、できあがった草餅をつけて食べるのも美味です。
いつも使っているきな粉は「京きな粉」です。
 
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