霞ヶ浦・浮島でバードウォッチング:猛禽類(ハイイロチュウヒ、チュウヒ、ミサゴ、ハヤブサ)を追う | 編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

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八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

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茨城屈指の猛禽ウォッチングフィールドといえば霞ヶ浦です。
ということで、2015年1月31日、霞ヶ浦に行ってきました。
実ははじめてです。

目的はハイイロチュウヒの塒(ねぐら)入りです。
この季節であれば、ハイチュウの塒入りの時間は15:45ぐらいからほぼ日が落ちて闇が迫るまでです。
11:00前に 稲波干拓地に到着。
大型のシギが見たかったのですが、空振り。
猛禽類が上空を何度も飛んでいくので、居ても立っても居られず、浮島へ向かいました。


まずは霞ヶ浦の支流をミサゴが獲物を探しながら上ってきます。
何度となく、ミサゴが上がってきました。

浮島/ミサゴ
浮島/ミサゴ
浮島/ミサゴ
浮島/ミサゴ

ハイイロチュウヒのメスはたくさん飛んできます。
これまた何度も何度も。
ヨシ原の上を舞う猛禽類の姿、本当に好きです。

浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ

大空を舞うハイイロチュウヒのメスです。
これだけ飛んでいると、オスの出現を期待しちゃいます。

浮島/チュウヒ
浮島/チュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ
浮島/ハイイロチュウヒ

浮島近辺で最もポピュラーな猛禽類がチュウヒです。
ひっきりなしに飛んでいます。

浮島/チュウヒ
浮島/チュウヒ

この日、ハイチュウのオスが初めて出没したのが15:50でした。
思ったより日が高く、まっすぐに塒へ向かって飛んできました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒに限ったことではありませんが、フラッと舞い降ります。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒのオスとメスです。
カップルだったらいいのになー。

浮島/ハイイロチュウヒ

前を飛ぶミサゴを追うようにチュウヒが飛んできました。

霞ヶ浦/ミサゴ+チュウヒ

ミサゴの塒入りです。

霞ヶ浦/ミサゴ

今度はチュウヒを追うようにミサゴが別の方角から飛んできました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒのメスとチュウヒが合わせて3羽、ぶつかりそうになりながら塒入りです。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

そうこうしているうちに、ハイイロチュウヒのオスが2羽追いかけっこをするように絡み合いながら飛んできました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒのオスの共演はなんとも美しい!
たまらないシチュエーションです。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

傾いた陽に照らされて輝くグレーの羽に黒い風切羽がくっきりと存在感を放ちます。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ
霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

塒入りかと思いきや、上空に高く舞い上がりました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒのオスを下から見ると、白っぽく見えます。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

いよいよ塒入りの体制に入りました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ
霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

今度はハイイロチュウヒのメスが後ろから追いかけてきました。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ
霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ
霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

逃げ切るように塒入りしたハイイロチュウヒのオスでした。

霞ヶ浦/ハイイロチュウヒ

夕日を背に、空を見上げると猛禽だらけという、なんとも言えない絶景です。

霞ヶ浦/猛禽ウォチング

1番上の雲のところを飛んでいるのはハヤブサです。
猛禽類の乱舞、快感です。

霞ヶ浦/猛禽ウォチング



この中に入って鳥たちが来るのを待って入られます。
カモフラージュ柄のブラインドテント


このネットを目の前に塀のように垂らしておけば、
裏でゆっくり鳥が来るのを待っていられます。
カモフラージュネット


動画を撮ってみるとわかるのですが、怖いくらいに周りの音を拾います。
パラボラ集音器って、なかなか売っていない時代になりました。
パラボラ集音器