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幼稚園生か小学生低学年のころ、夕方、兄たちがテレビで見ていたルパンをはじめて見ました。
「ふ~じこちゃ~ん」なんておちゃらけている割には、エンディングを見るとどうしてこうも悲しくなるのかと、子ども心に、シュンとした記憶があります。
コナンは週末、車の運転をしながら流し見る程度にしか知らないのですが、その推理の節々に大人の哀愁を感じていました。
このコンビの激突とあれば、とりあえず、観にいくかと。
『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年12月7日
上映時間:1時間50分
監 督:亀垣一
キャスト:栗田貫一:ルパン三世、小林清志:次元大介、浪川大輔:石川五ェ門、沢城みゆき:峰不二子、山寺宏一:銭形警部
では、感想です(ネタバレあるかもしれません)。
何といっても、テレビ局も出版社も違う2作品がコラボしているところがすごいですよね。
通称「ルパコナ」。
前作、2009年3月27日『金曜特別ロードショー』枠で放送された、日本テレビ開局55周年と読売テレビ開局50周年の開局記念スペシャル番組『ルパン三世VS名探偵コナン』ではじめてカップリングしています。
今回の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』、かなり前作のルパコナを引っ張っています。
今回の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は、日本テレビ開局60周年、読売テレビ開局55周年、『ルパン三世』連載45周年、『名探偵コナン』連載20周年記念作品です。
今回は複数の事件と人間模様が絡み合うので、かなりややこしいストーリー展開になっています。
話の整理のためにも、できれば『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』を観る前に、『ルパン三世VS名探偵コナン』を見ておくと物語が理解しやすいです。
さて、のっけから怪盗キッドが大活躍と思いきや。
これがまたルパンだったりするので、ちょっと楽しいじゃないですか。
そして、今回ルパンが狙うのが、このチェリーサファイヤです。
ストーリーを追いかけていると長くなるので、あらすじはこちらからどうぞ。
前作で、事件の黒幕に正体がバレないよう親子の振りをすることになった次元大介とコナン。
今回はクールな次元が、いつもとは違う一面をたくさんのぞかせてくれます。
そして、石川五ェ門もまた、相変わらずニヒルなくせに人情味溢れる存在を発揮しています。
コナン側の登場人物はほぼフル出場です。
ルパン側は主要人物といったところかと。
不二子ちゃんと灰原哀ちゃんの入浴シーンでは、不二子ちゃんが哀ちゃんに「若返りの薬」をつりましょうよと口説きます。
これって、哀ちゃんが「黒の組織」の元科学者シェリーと言うことを知っていると言うことなのですが、哀ちゃんの正体を知っているのは、阿笠博士、コナン、ベルモット、ピスコ の4人しかいないので、この辺りも今後注目の展開になるかもです。
小さなお子さんから楽しめるのでしょうが、大人のデートにぴったりかもしれません。
このカップリングなら、ちょっと哀愁に浸れて、予期せず、子どものころの話なんかしちゃったりして……。
次回のコナン映画、そして、もしかしたらまた戻ってくる『ルパコナ』が早く見たくなってしまいました。
こちらは行きつけのガソリンスタンドでもらった、ルパコナ公開記念のマグカップ。
仕事場で大活躍しています。
ルバンとコナン、今回はコナン映画にルパンがお邪魔した展開でしたが、そんなのはそうであれ、なんておもしろいんでしょう。ぜひ、劇場でご覧ください。
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