もうお馴染みでしょうか…


自分の分身 「抱月」を作って下さったPaper Clay Artist 「Masahiko Kokubun」 さん。


ある日、出勤前に某コーヒーショップでコーヒーをコクブンさんと飲んでお話をしていた時の事…


「フレームアートを使って、こういった事もできるんですよ」。…


見せられた時に正直、少し前から似たような事を自分も考えていた。


まあ、その後にトントンと話は進み…


「大人が本気で遊びましょう。」という結論。


ですので、よくありがちな「ビジネス絡みのソレ」とは少し違う。


これまたよくありがちな、モメ事に発展しそうなお金のやりとりもない(笑)



「コクブンさんの作品」、「fizz BEYONDの洋服」ありきなので、


全く「ビジネス」と切り離されたものとは言えないかもしれない。


しかしながら、行きつく先、基準は「実績」や「結果」ではないという事。


もちろん、お洋服をお買い上げいただけないとfizz BEYONDを続けることは出来ないので、


お買物はこの企画とは別にた~っく~さ~んなさって下さい(笑)



本来、「アート」、「ファッション」もより「身近」で、「楽しい」、「面白い」ものであるはず…


つまりは「人間らしく」、「五感」が伴う「体感できるモノ」というのは、総べてそうなのではないかと。


大きく申し上げれば「可視化出来ない、様々な付加価値」なのかもしれない…。


そういった部分とこのblogの最後に出てくる「テーマ」がコクブンさんと私の共通認識。

(タイトルとテーマも自分が考えさせていただきました。)


まあ、Facebookでは昨日触れており、ちょっと小難しく書いてみました(笑)



そもそもこういった方々と出会えて、お互いに感性を認めあえて、



近い視点で一つの事を進めてみましょう…となる。



そういったSHOP、一人の人間としてもだが、なかなかある事ではないと思う。



もっと言えばこういった取り組みが「出来るSHOP(人)」は限定される…



それを様々な出来事が起きた東北の地であり、福島で行うという事。



それはそれで意味深いのかもしれません…。

カッコつけて、ミュージシャン的に言えば、


一部「デモ音源」みたいな感じ(笑)の写真も今回はございますが…


それで例えるならば、「シングル音源」的なモノを世に幾つか出して、


最終的には「アルバム」に当たるのか「LIVE」に当たるのか、


わかりませんが「fizz BEYOND内で展示」が出来れば良いと思ってます。


様々な部分で「プロフェッショナルではない」部分もあるとは思います。



お恥ずかしい部分も正直ございます。



アーティストと大きなブランドのこういった事は無きにしもあらず…ですが、



セレクトSHOPレベルでは、そこまで前例がない気も致しますので、



「道なき道を進む感覚」も…。


ただ、少しでも皆様の「感性」という「目に見えないもの」の琴線に触れられるように努めます。


当然、コクブンさん、アシスタントのムナカタさん、


タカハシ、タカハシ(新しいスタッフ)で取り組んで参ります。


年代、性別ともにバランスが良いですし、


「センス」、「世界観」、「意識」を大切にするメンツなので、

(横柄な言い方でスミマセン(笑))


純粋に作品、洋服、全体の雰囲気…



「カッコイイ」、「キレイ」、「凄い」、「不思議」、「良い雰囲気」…


純粋にそう感じていただける事、我々も感じる事を大切にできれば良いなと思っております。



当然、それ以上に御覧の皆さま方が、「凄い」、「面白い」、「楽しい」…



純粋にそう思っていただければ幸いです。



それに尽きます。




「BLACK FL [R] AME」


Paper Clay Artist 「Masahiko Kokubun」 × Select shop 「fizz BEYOND」


「生(性)」と「知恵」を授けられた「人間」。



その根幹の一つでもある「五感」への囁き。


「感性」、「センス」、「美意識」という


[R]指定を設けた[R]ealと虚構の世界。


様々な手法の「大人の数字遊び」が支配し、


数字の美しさの手の上で転がされ、執着する様、


強いられる物質社会、消費社会に対するアンチテーゼ。


「白」を用い、「黒」く切り取る矛盾。


黒い灰の様な「揺らめく炎」。


熱を帯びているのかすら、一目ではわからない…


しかし、近づく程に、それが「業火」である事に気付かされる。


その瞬間には手遅れ…


「カタチのあるモノ」、「目には見えないモノ」、


「既成概念」すべてを 黒く焼き尽くす…


まるで「欲の死に様」…


全ては木っ端微塵に吹き飛び、


そこにただ舞うのは「黒い灰」…「闇のカケラ」


すべては無に帰す。


「白」と「黒」から始まり連鎖し、


「無」と「闇」が支配する「矛盾」と「無常」の空間に何を見る?


また、そこから何を生みだす?


「終焉」と「再生」と…


「破壊」と「創造」と…


「糸」と「意図」が交錯する「大人の遊戯」、


はたまた「退廃の美意識のカケラ」がここに在る。


ご覧いただきありがとうございます。


fizz BEYOND タカハシ