基本的にうちは高校3年生の受け入れは全面的にお断りさせていただいております。
全員がそうとは言いませんが、九分九厘、高校に入ってから何となくぼーっと2年間を過ごしてきて、3年生になって部活も引退してから、『じゃあそろそろ受験勉強頑張ろうかな?』的な高校3年生が余りにも多いからです。
間に合わんって。
2年間サボってきたのに、今からたったの1年で(※正確には8か月程度で)、どうして真面目に3年間頑張って来た受験生の3年分を、たったの数か月で取り返せるのでしょうか?
というわけで、当塾は昨年度も、卒塾生諸君が最高の合格実績をたたき出してくれたのですが、歯に衣を着せずに言わせていただくならば、『うちは負け戦はしない』んです。
そりゃあね、そこらへんでスマホをいじくってる高校生に、『君たちさ、東大に行けるっつたら行きたいかい?』と聞いたなら、ほとんどが『え!そりゃあ勉強もせずにただで行けるんなら行きたい!』って答えるでしょうよ。
でもね、程度が違うだけで、2年間勉強をサボりにサボっておきながら、『今から頑張って○○大学に行きたいんです。』なんてのは、まったく同じ話。
もしかしたら週4でうちのマンツーマン指導を受けれてもらえるならば、あるいは可能性はあるかもしれませんが、月謝がとんでもないことになります。
多分大卒公務員の初任給くらい。
そんな話をすると、『なんてひどい塾だ!』と思われそうですが、それはお門違いです。
厳しい言い方をさせていただくならば、『君たちが3年・・・、いや、中学の3年間も含めるならば5年とか6年サボった分を、お金を使って数か月で何とかしなければならない』ってだけの話なんです。
塾や予備校が非難されるのはお門違い。
君たちが何の危機感もなくサボりまくったから、ご両親がお金を使わざるを得なくなってるだけの話。
それが嫌なら、自分でスマホを解約するなんなりして、死に物狂いで勉強すればいいだけや。
だけどこれまた厳しい話、5年も6年も勉強をサボってしまった君たちに、そんなことができるわけがない。
だから当塾は高校3年生の入塾はお断りしておりますし、いやらしい話、すでにキャンセル待ちの状態なんで、無理してきていただく必要はありません。
ですので、こちらから勧誘であったり、営業トークをすることも一切ございません。
【勉強をしない高校生ほどスマホにどっぷり。そして親もその危険性をまったく理解していない】
珍しく、今回は画像を貼ってみます。
こちらはとある男子高校生4名。
そして見づらいかもしれませんが、ここには6名の高校生が写っています。
一応念を押しておきますが、写真を撮影した後、こちらの方々には幣ブログで画像を使わせていただけるよう許可をいただいております。
また、顔にはモザイク処理をほどこしております。
いずれにしましても、ここに映っている高校生は、全員がスマホを触っています。
単語帳を触っている高校生はひとりもいませんね。
ところがです。
東岡崎駅や刈谷駅に行ってみれば分かりますが、岡高生や刈高生で、このようにスマホを触っている高校生はほとんどいません。
いや、ゼロと言ってもいいかもしれない。
でもこれは対岸の火事の話ではありませんし、本当に申し訳ございませんが、この子たちがこれだけスマホに依存しているのは『はっきり言って親のせい』です。
子どもは生まれながらにスマホに依存しているわけではありません。
しかしながら、彼らが生まれた瞬間に、物心ついたころにはスマホを触らされ、『忙しい』という理由だけで育児放棄。
これまた厳しいことを言わせていただきますが、幼児にスマホを与えるのは虐待です。
ネットで調べてみてください。
そうして四六時中スマホを触ることが当たり前の環境で、10年も15年も過ごすのです。
そのくせ、中学校などに入ると成績が可視化され、自分のご子息ご息女が勉強ができないことを知る。
そして、気づいたらお子さんが毎日毎晩スマホを触ってばかりいることに気付くのです。
ある時はお子さんが、『お母さん!学校でこんなことがあったんだよ!』なんて子供から話しかけられても、スマホ片手に生返事なんてこともあったでしょうね。
そんなことは棚に上げておきながら、我が子に猛り狂ったかのうように、
『あなたこの成績はなんなの!』
『いい加減にスマホ触るのやめなさい!』
『今勉強しとかないと、将来後悔するよ!』
と無責任にも言い放つのです。
もうね、手遅れですよ。
残念ながらスマートフォンの動画や情報は、効果音が出て、字幕が出て、他にも様々なエフェクトがかけられて、子どもに興味のある情報だけを垂れ流しにするのですから、そんな画像を見続けたお子さんに、思考力などがついているわけがない。
この辺については私などよりも、専門家の意見を聞いた方が信憑性が高いかと思われますので、ぜひぜひネットで調べてみてください。
『スマホ依存』
『脳』
『麻薬』
『エンドルフィン』
『学力破壊』
いくらでも出てくると思います。
子どもたちは昨日今日、スマホに依存するようになって、勉強嫌いになったわけではありません。
無責任な親に無理やり小さい頃にスマホを与えられて、長い年月をかけてスマホ依存症にさせられているのです。
もしもお子さんに活力が無い、自分の意志で行動できない、ぼーっとしているなどの兆候が見られるのであれば、これを対岸の火事であると考えるのではなく、すぐに抜本的な対策をすべきです。
そんなわけで、当塾では『居眠り禁止』『私語禁止』『スマホ禁止』『40分以上の離席禁止』、もし破ったら即退場、2回目で退塾処分とさせていただいております。
それをいいと思うか悪いと思うかは個々人の判断にお任せいたしますが、少なくとも当塾の卒塾生たちは、
『旧七帝大』
『早慶』
『医学部』
などをはじめとする、超がつく難関大に多数合格しているのは事実です。
さて、話はそれましたがお父様お母様、街へ出てみたらぜひぜひ観察してみてください。
駅、商業施設、ファーストフード、病院の待合室、空港、飲食店・・・。
いたるところで、親がスマホを触っているんです。
そんな愚かな親の姿を見て育った中高生が、主体的に目標を見つけて、自らを律して学習することなんてできると思いますか?
そして、本気で大切なお子さまの将来を案じるのであれば、ご自宅のwi-fiを切ってください。
ご自身を犠牲にしてください。
そうじゃなきゃ・・・、親が変わらずにスマホを触りまくってるのに、そんなご両親が『スマホを触るな!』、なんて言っても説得力がないでしょう?
私たちが、無能で仕事をしない上司に説教されても、何も響かないのと同じです。
子どもに伝わるわけがありません。