記憶の残骸 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・っということで、ヨーロッパから帰国してもう8日が過ぎてしまった。

ホンマに自分は2ヶ月も放浪していたんかいな?

なんて、まるで夢の中の出来事だったように思える。

時差の影響で夜眠れない状況が続いているのが、唯一それが現実であったことを示す名残くらい。

だんだんヨーロッパの記憶が自分の体から抜けていくようだ。

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それでもエスカレータに乗るとき、どちら側に立とうかと一瞬迷ってしまう。

ヨーロッパは左を空けて、右に立つのがスタンダード。

東京だけが世界標準と異なるのは不思議だ。

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電車も右側通行。

地下鉄でどちらから電車が来るか、ちょっと戸惑う。

もちろん自動車も右側通行。

これは海外に行くと特に注意する必要がある。

日本は横断するとき右側から車が来るので、まず右を確認してから左を確認する順番だ。

ついつい、左を確認する前に既に体が一歩前に出てしまう。

当然、海外では左から先に確認しなければならない。

他に、車を運転する側として、信号機が赤から緑に変わるときも一度黄色になるのが面白い。

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車の運転マナーがいいのは断然ドイツだ。

横断歩道に達する前に渡ろうとする素振りを見せただけで、自動車は止まってくれる。

尤も、高速道路ではそのドイツ人も豹変するらしいが。

その点、東ヨーロッパ諸国はまだ自動車のほうが威張っている。

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あと、この流れとは全く関係ない話しだけれど、ヨーロッパで【SUSHI】が大ブームだ。

特にドイツで人気が爆発しているようである。

アジア系のテイクアウトとか、ファストフード店には必ずといっていいほど【SUSHI】という文字が目に付く。

【Running SUSHI】は回転寿司店だ。

その殆どが巻き寿司で、とても寿司なんていう代物ではない。

そのくせ、高めの値段設定をしている。

日本人が関与して、マトモな寿司を出す店は殆ど無いといって差し支えない。

欧米人は東洋人でありさえすれば日本人と区別できないので、まがい物を本物の寿司だと誤解されていると思うと、複雑な気持ちになる。

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ってな具合に、無気力な毎日を過ごしています。

(>_<)