先日、仕事帰りに、パトカーに止められて職務質問をされました。
何か事件でもあったのかと思ったら、
どうも私が不審者と思って声をかけてきたような雰囲気だ。
「警察官の直感」というやつだろうか?
で、最後に、キックボートで走るのは危険だから降りて帰って
ほしいと言われました。
こっちは、もう疲れ切っていて、さっさと家に帰りたので
質問にもすべてテキパキと答えて、何も言わずに
キックボードも押して帰りました。
しかし一体なんだったのか???
帰宅後、どうにも腑に落ちなくてよ~く考えてみた。
もしかしてキックボードって公道を走るのは違反なのか?
そう思って、道路交通法を調べてみるとキックボードについては
以下のような行為が違反であると記載されていた。
「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、
又はこれらに類する行為をすること。」
当然、キックボードもローラースケートと同類の遊具とみなされる。
法律上では、「交通のひんぱんな道路」で乗ることは違法ということだ。
つまり公道で乗ること自体は違法ではないが、交通の妨げになる
ような行為は違法になるということなんですね。
なるほど。
私を止めた警察官が、キックボードを押して帰るように言った時に
その理由をはっきり言わずに、促すような感じだったのは、そういう
ことだったんだ。
「禁止されている行為」ならば、はっきりとそう注意することも出来るが、
法律自体が何とも曖昧だ。
「交通の頻繁な道路」とはどんな道路か定義するのは難し過ぎる。
一般的な社会的概念で判断するしかないでしょう。
しかし、私が止められたのは、夜中だ。
周囲には車も、歩行者も全くいない状況の道路でだ。
やっぱり不審者扱いか?
冷静に考えると、私みたいな体裁の男が、真夜中にリュックを担いで
キックボードでダッシュしてたら、「警察の直感」にも引っかかるのも
やむなしか・・・(汗)
7~8年くらい前に、一時不停止で止められた時に、すぐに車から降りて
免許証を見せようとしたら、警官が、突然警棒を取り出して、後ろに下がり
「お前っ、日本人かっっっ!?」
と、怒鳴り散らすように、大声で言われたことを思い出した。
警棒を出されたことにかなりムカついたことを覚えている。
※日本人っぽくないことは認めています。
何も悪いことをしていないのに、止められてあれこれ聞かれるのは
正直気分のいいものではない。
パトライトを点滅させたパトカーが、自分の車の後や、
隣の車線にいる時なんかは、無意識に疎ましく感じてしまいますし、
夜中に暗闇に隠れて一時不停止やスピード違反を見張っている
パトカーなんかを見ると
「こんなところで張ってんなよ」
なんてこと感じてしまったりしたこともあります。
しかし、そうやって「万が一」という意識で、声をかけることも、事件や犯罪を
未然に防ぐためですし、パトカーで暗闇に潜んでいるのも、事故の芽を
断つためには、求められることでしょう。
自分が、事故や事件の当事者になっていないから、警察を疎ましく
感じてしまうこともあると思うんです。
そういった気持ちは分からないでもありません。
私も、先日止められた時には、腹の底では、
「何をしたってんだ?さっさと帰らせてくれよ」
と思ったものです。
でも警察官は、そういうふうに
★自分達を疎ましく感じる人達も守るために職務を果たしている。
そいういう職業なんですよね。
もし自分が逆の立場だったらどうだろう?
自分の事を疎ましく感じている人達を相手に
仕事をしなくてはいけないとしたら?
~~~今日のノートの中身~~~~~~~~~~~~~~~~
暗闇に潜み、取り締まりを行っているパトカーや、職質を行う
警察官に出くわしたら、尊敬と感謝の気持ちを持ってみよう。
私は彼らのおかげで、事件や事故の当事者になることを避け
られているのかも知れない。
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以前、メルマガで自衛隊のことについて、同じように尊敬と感謝の念を、
という内容を配信しました。
これは、非常に反響が大きかった。今までの中で圧倒的に一番で
配信後の感想が多かったのに驚いた。
今後はたまには、ダイエットや健康以外に、そういう内容を
配信してみようかな・・・
ということで、最後に、吉田茂・元総理大臣が防衛大学の
第一期卒業生に送った言葉をご紹介します。
私は思わず涙が浮かんだ。
君たちは自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり
歓迎されることはなく、自衛隊を終わるかも知れない。
きっと非難とか、誹謗ばかりの一生かも知れない。
ご苦労なことだと思う。
しかし自衛隊が国民から感謝され、ちやほやされる事態とは、
外国から攻撃され、国家存亡の時とか、災害派遣の時など、
国民が困窮し、国家が混乱に直面している時だけなのだ。
耐えてもらいたい。
自衛隊の将来は君たちの肩にかかっている。
しっかり頼むよ。
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