皆さん、ごきげんよう
自然療法とフィレンツェの散歩のラクシュミーです。
先日、日本からの友人と一緒に
北イタリア・ボローニャを州都とする
エミリア・ロマーニャ州のラヴェンナへ
行ってきました
ラヴェンナといえばモザイク芸術が
素晴らしいところ。
イタリアに来たばかりの
約16年ほど前に続けて2回ほど来て以来。
その頃、モザイクでちょっとしたものを
作っていたのもあり、
ワクワクしながら訪れた。
あの頃、
ラヴェンナがえらく清潔できれいな街に見えて
さすが北イタリア!
なんて思ったけど。
今回来てみると
別に普通じゃん
小さな街で
主要なモザイク芸術を見るのに1日あれば充分。
世界遺産もいくつもありますよ。
フィレンツェからラヴェンナまでは
ユーロスターや普通電車を使って
接続が良いと1時間半ほど。
だいたい2時間ちょいかかる電車が多いかも。
ボローニャからラヴェンナまでは
1時間~1時間20分ほど。
では早速、モザイクツアーに
ちなみにラヴェンナのモザイクは
400年代、500年代のものが主流。
5世紀から8世紀にかけて
ヨーロッパで西ローマ帝国、東ゴート王国の
テオドリック王やビザンチン帝国の首都だった
教会の中の祭壇の下でクリプタと
呼ばれる地下の部分のモザイク。
水が溜まっていてなんと鯉までいるよ~
なんだか日本の神社の中の境内の池に
鯉がいるのとに似ている?
いや、ここは教会の中。
ツーリストインフォメーションのお姉さんが
おすすめしてくれたところ
こんな感じで祭壇の下が見える
ダンテのお墓のすぐ近くのフランシスコ教会、
無料で入場できるよ~
この地下のモザイクを見るのには
1ユーロを入れて電気をつける必要あり
電気がないと真っ暗で何も見えない
こちらは司教美術館の聖アンドレア礼拝堂の
クーポラのモザイク
写真だとモザイクだってのがよくわからないよね。
素晴らしさも伝わりにくい‥
やっぱり一見は百間にしかず
ここから聖ヴィターレ教会ね!
素晴らしすぎる圧倒されるクーポラのモザイク。
さすが、一番の見所だけある
ここが一番ラヴェンナで気にいったモザイクかな。
モザイクといえば、
イタリアではヴェネチアのサン・マルコ寺院が有名。
それよりも600年~700年以上前の
ラヴェンナのモザイク。
色彩の感覚も素晴らし過ぎる
床のモザイクも憎いほどセンスある。
今回のモザイク見学は宗教的な観点ではなく
美的観点から見てます。
美しいものを見るの大好き
床にはこんな迷路が
初期キリスト教時代の象徴で
救いへの道を探し、見つける迷路らしい。
真ん中から矢印に沿って進むと
こうやって外に出れるよ~
大聖堂の中心へ導かれるようになっている
そして見上げると美しい祭壇のモザイクが
目の前に広がるってわけ
聖ヴィターレ教会の外観
同じ時代に建てられているし、同じ地域だから
当たり前なんだけど
外観は他の教会と似たりよったり
フィレンツェに1200年代に生まれ、
神曲を書いたダンテのお墓
一番最初の地下のモザイクに鯉がいた
サン・フランシスコ教会の近く。
教皇派と皇帝派に分かれ、
北イタリアを中心に内紛の時代で
ダンテはフィレンツェから追放されて
ラヴェンナで亡くなっている。
フィレンツェに住んでいるのもあって
密かに見れて感動
お読みいただきありがとうございました。
自然療法とフィレンツェの散歩のラクシュミーでした。
皆さん、ごきげんよう