生理前には、体のむくみ、下腹部の痛み、眠い、だるい、無気力になったり、怒りっぽくなったりと様々な不快な症状に悩まされる女性が多いです。


生理というと五臓の中では肝臓が関連あります。
中医学で肝が血の貯蔵庫となり、身体各部の血液量を活動に応じて調整します。
生理の時に血液が体から流れ出るというのは、肝が大きく関わっているのです。
肝は血や気の流れを円滑にしてすみずみまで行き渡らせるという働きがあります。

中医学では目が肝と深いつながりを持っています。
涙は肝の液と言われ、健康だと涙が目を程よく潤してくれます。
肝が弱っている時は涙の分泌が少なくなり、ドライアイになったり、異物感が生じます。
逆に涙が出過ぎるのも肝に負担がかかっているということです。
人によっては、生理の前や生理中に目が敏感になる人もいます。

中医学では肝臓は怒りの感情と関係があります。
生理の時に怒りっぽくなったり、いらいらしがちなのも肝臓に関連があるからなのです。
普段から怒りっぽい人も肝臓が働き過ぎているということです。

そして、疲労に特に関わる五臓が腎臓です。
中医学では腎が生命力と活力の源で、成長と生殖に大きく関わっています。
立ち仕事をしていると腰がいたくなったり疲れます。
立ち過ぎだと腎に負担がかかるのです。

生理前の期間や疲れている時に朝いっぱいのレモンジュースはいかがですか?
肝臓と腎臓を浄化してくれます。




レモンには、血液をさらさらにし、肝臓や腎臓を浄化してくれる働きだけでなく、疲労回復や肌を奇麗ににてくれたり、老化防止作用もあります。
特に 1つのレモンを皮ごと食べると、約5個分の栄養がとれます。
柑橘類の皮は残留農薬の問題があるので、無農薬か有機栽培でワックスがかかっていないものが必要です。
皮ごと食べるとこんなに栄養があるのなら、有機栽培のレモン1つのほうが、普通のレモン5個より経済的になりませんか?
果皮や白い部分には、レモンを飲んで胃酸過多の症状が出る場合、その作用を中和してくれます。
そして、皮には抗酸化作用のレモンポリフェノールが果汁の23倍も含まれています。


- 準備するもの -

レモン1個
ジューサー
水かお湯 250ml
唐辛子の粉末

米 体調に合わせて、レモン2個と水かお湯500mlで試して下さい。

- 作り方 -

1 ジューサーにレモンをそのまま入れます。
2 水かお湯に1のジュースを加える
3 2に唐辛子の粉末をひとつまみ入れる

飲んでからは30分以上は何も食べないで下さい。



- 浄化の効果をより得たい場合 -

午前中一杯何も食べずハーブ-ティーなどの飲み物程度で過ごすと
より浄化と解毒が促進されます。

午前中に食べる場合は、果物が好ましいです。
果物は浄化を妨げないです。

唐辛子は胃に良くないイメージがありますが、適量であれば、胃の粘膜を守って胃炎を予防する効果もあります。
そして、唐辛子は副腎を刺激し、血行を促したり、元気にしてくれます。

ジューサーでレモンジュースを用意するのが大変だったり、無農薬のレモンが手に入らなければ、レモンの果実だけを絞ったジュースから始めてみましょう。

朝はもともと体が自ら浄化しようとする時間帯です。
このジュースで元気が湧いたり、生理が軽くなるのを感じるでしょう。


生理の4、5日前から数日続けてみたり、疲れている時は数日続けて様子を見ましょう。

レモン1個で毎朝の習慣にしても良いです。