花魁言葉に萌ゆるでありんす。。。
TVドラマ JIN 仁 終了の余韻がまだ冷め遣らないですが、
ありんす言葉、花魁言葉(廓詞)について少し書いてみます。
地方から廓(くるわ)に出てきた女の子の方言を隠すために、
遊女さんたちの間で広がった遊廓独特の専門用語だったようです。
とくに“ありんす”という言葉がよく使われたいましたので、
吉原のことを「ありんす国」とも言われてました。
ドラマで野風花魁は「ありんす言葉」を粋に格好良く、とても印象的でした。
○○でありんす。
○○でありんした。
特徴的な言い回しと中谷さんのキレのある演技が思い出されます。
今から5年~6年前に映像制作プロデュースのお仕事で
花魁を題材にした映像制作プロデュースしたことがり、
その作品は単館ロードショーですが上映しました。
もちろんR指定ものです(笑)
そんなこともあり、
花魁には思い入れを感じております。
<参考>
橘恭太郎が遊女の初音と出会ったシーンを思い出す写真です。
1910年代の東京 • 吉原の遊女
東京の吉原遊郭で遊女達が窓の内側に座っている風景。ここでは、それほど高級でない娼家の遊女達が「張り見世」と呼ばれた木の格子の後ろに座っている。このように遊女達を並べて見せることには、海外から厳しい批判があり、それが圧力となってこの「張り見世」は、1916年に禁止された。