このイチゴは、こんなふうにして、4人の方にひとつずつですがお礼としてお返しできました。
何のお返しかと申しますと、去年、私の誕生日にいただいた、バースデーケーキです。
この写真がそのバースデーケーキです。
昨年の誕生日に、mixiのマイミクさんたちが、連名でサプライズを企ててくれまして、まったくもって直球どストライク。
♪うれしくて、うれしくって、言葉にできないぐらい感動しました。
4人の方の名前は、ケーキの上のチョコボードにありますように、
ラッパさん、sinkaiさん、9010さん、ERIKOさん。
みなさん、ほんとうにありがとう!
この感動を、来年も再来年もずっと思い出したい。との思いで立ち上げたプロジェクトがこれ!
「ケーキに乗っていたイチゴの種を播いて、来年もイチゴを味わおうプロジェクト」
そして、ケーキをプレゼントしてくれたマイミクさんたちにイチゴのお返しをしよう、と。
そのプロジェクトが達成する日がついにやって来ました。
はい。もちろん種から育てたイチゴはとてもおいしゅうございましたし、ふたたびの感動もひとしおです。<
マイミクさんたちにはたいへん喜んでいただけました。
さて、以下にこのプロジェクトの一部始終をかいつまんで(どっちやねん?)公開しましょう。
★イチゴの種取り
パラパラと10粒ほど種を播きました。
巻き床はスーパーで売っているサラダの空きパックを利用しました。透明でふたができてちょうどいい塩梅です。
うまくいかなかったときや、枯らしてしまったときのため半分は残しておくことにしました。
あとは、乾かないようにふたをして、これからの季節、直射日光で蒸し焼きにならないような温かく明るい場所におきます。
★イチゴの発芽
2010年5月18日
発芽には3週間ほどかかりました。
発芽まで日数が必要なので、水分を切らせて乾燥させないようにすることが発芽のコツでしょう。
双葉の1枚が1mm程度ととても小さな芽です。
2010年6月20日
本葉が3枚出て、株もしっかりしてきたので、別の鉢に植え替えるタイミングです。
★イチゴの植え付け
2010年11月23日
上の写真から5ヶ月も経ってしまいました。写真を一枚も撮っていなかったのが残念です。
この年の夏は猛暑で、10ほど育っていたイチゴの苗はこの一つを残してかれてしまいました。
近所のホームセンターでもイチゴの苗を売り始めていました。
おそらくこの季節が春に向けての植え替えの好機なのでしょう。
売られている苗程度には育っているようでしたから、育て方は及第点でしょう。
2010年11月29日
ベリーポットに植え替えました。
このベリーポットには前年植えて、枯れてしまったままのイチゴの株の残骸が残ったままでした。
新しく入れた土には、ミミズの堆肥をたっぷり鋤きこんでおきました。
2011年3月20日
この冬は例年になく寒く、大阪でも珍しく3月になってからも氷点下の朝がありました。
まだ上の写真と大差はありませんが、巡って来た春を感じて芽が動き始めました。
冬越しは成功です。
2011年3月28日
葉の付け根に蕾が見えてきました。急激に成長を始めました。
★イチゴの開花
★イチゴの収穫
2011年5月7日
開花から、ほぼ1ヶ月。ひとつ目のイチゴが実りました。
さすが、ケーキに乗っていたイチゴだけあって、小ぶりながらイチゴらしいいい形をしています。
去年、プレゼントしてくれたマイミクさんに一つずつ召し上がっていただきましたが、おおむね好評でした。
sinkaiさんには「甘みより酸味がまさっていた」と言われましたが、粒により差があったのか、sinkaiさんが先にもっと甘いものを食べた後だったかは謎です。(笑)<
まぁ、ケーキのイチゴなので甘いクリームと一緒に食べられるものですから、見た目優先のイチゴなのかもしれません。
(ベリーポットの横腹の開き窓には、ホームセンターで売っていた別のイチゴを植えておきました。)
ケーキをいただいたのが4月19日。種を播いたのが4月26日。芽が出たのが5月18日。
そして、ほぼちょうど1年で収穫できました。
「ケーキに乗っていたイチゴの種を播いて、来年もイチゴを味わおうプロジェクト」
は、ひとまず大成功に終わりました。
BGMにはぜひとも「ヘッドライト・テールライト」を流していただきたいものです。
そしてひとこと 「男たちは、みんな、泣いた」 (田口トモロヲ声で)
K氏は、来年に向けてまたひとり歩み始めるのであった。
★追記
イチゴと「がんばろう東北」のシールをもらって喜ぶ蔵十店長の図