認知行動療法(CBT)④ 自分の問題点を知る。|その1|わたしの実例 | 芸術家emの、うつ♥と人生♡

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生き方改革をすすめる全記録。

前回の記事: 認知行動療法(CBT)③ 潜在意識が自分を救う。

 

認知行動療法は、とにかく、続けてみてください。笑。

やればやるほど自分の考えや環境の問題点が見え、考え方をニュートラルに戻したり環境の問題点の解決策を見つけたり、確実に生きやすくなっていきます。わたしはこの1年で、他人の言うことへの自分の反応が明らかに変わったと感じています。あなた、と、わたし、の間に境界線が引けた。そんな風に感じています。

 

母との接触のなかで勃発するイロイロには、まだまだ対応しきれていませんけどね。笑。これはこれから扱っていく予定です。

 

 

認知行動療法をしっかりと進めていくために

 

☑ これが自分の生きやすさに絶対に役に立つ、と信じること。

 

☑ すぐには成果が出なくてもひとつひとつが前進しているのだと信じること。

 

☑ 先生方に気持ちをぶちまけて聞いてもらえる場所だと思わないこと。

 

☑ ときどき前と比べて前進した自分を再確認してほめること。

 

☑ 完璧にできるまでを目指さないこと。

 

 

こんなことが大事なのではないかなと感じています。

 

わたしは治療を始めた頃、心理士のS先生との時間を、話をぶちまけて聞いてもらえる時間だとどこかで思っていました。そうではなく、生きづらい人生を少し生きやすくするために、考え方(認知)の偏りに気づき、それを修正するために通っているんだということ。“うつ”を治し、再び“うつ”になりにくくするんだということ。その意志をちゃんと持っていないと、と気づきました。

 

「聞いてほしい」「優しくしてほしい」と“うつ”に甘えている「優しくされなかった」と感じているいつかの自分がいることも理解っています。そんな自分に気づいたら、そうだよね、聞いてほしかったよね、優しくしてほしいよね、ってあなた自身があなたに優しくしてあげてください。

 

じぶん自身に優しくすること。

 

これもとっても大事な、“うつ”の治療だと思います♡

 

 

わたしの実例

 

「どんな時」に、「どんな言葉」が頭をよぎりましたか?

①どんな出来事 ⇒ ②自動思考(落ち込み度〇%) ③ほかの考え方(落ち込み度〇%)

 

①レジに一緒に入ったおばさま社員さんに、ピリピリ小言を言われたとき ⇒ ②良い人たちだと心を許したのに、結局裏切られるわたしの何かがいけなくて気分を悪くさせた。(新人にしては仕事の覚えも早いとほめられるが)出来る人間はもっともっと上を要求される。(落ち込み度95%) ③あなたは仕事覚えも早く飲み込みも早いから大丈夫。彼女が勝手にイライラしていただけ(落ち込み度90%) →S先生に単語で言うと何?と問われ出てきた言葉は「とばっちり」(落ち込み度50%
 

①忙しそうだからと休日が出勤になったうえ、混んでいたら残業をお願いしていいですかと言われ断れなかった終業時間近く ⇒ ②わたしは長時間働けない。倒れでもしないとわかってくれないのか。(落ち込み度40%) ③体調のことを伝えて、長時間働けないこと、出勤できないことを相談すればいい。(落ち込み度40%)
 

①引っ越しの際に使った母名義の車の放置違反(←笑・・今では思い出しても笑えるくらいです)の弁明書を時間をかけて調べて書き「あと出しておいてね」と母に渡したら、「ネットの情報がすべてじゃないと思うけど。時間かけすぎちゃうん。もっと素直に書いて出せばいいと私は思うけど」と言われたとき ⇒ ②最初から最後までいつもあなたは嫌味だ。~中略~ わたしを抑えつけてやり込めようとする。~中略~ わたしはお金を家に入れないと実家に住んではいけない。死んだら楽なのかな。~中略~ 結局わたしには実家にいても支えがない。誰かに頼ってはならない。やっぱり母でさえも無償で愛してはくれない。(怒りやそのほかの感情度150~200%) ③は考えられず、家が崩れそうになるくらい、こぶしに青あざができるくらい壁を叩き、嗚咽と涙が止まりませんでした。母とはやっぱり暮らせない、母とは縁を切りたい。そんな極論が頭の中を占めます。

 

認知行動療法④ 自分の問題点を知る。|その2|気づきと解決策 につづきます。