今朝の奈良、雨がすごかったです。

昼近くまで大降りで。。風強かったのでえらい横降り。

でも昼過ぎから天気が回復o(〃^▽^〃)o 

買い物からの帰りしな、山がかわいく雲をかぶっているのが見れました。


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山が近くに見える景色、大好きです。



昨日ですが、茶くれん寺へいく前、午前中に黄檗の萬福寺 『全国煎茶道大会』へ行ってきました。


お煎茶については基礎知識ゼロ。。

お手前や作法も全く知らなかったのでちょっとドキドキでした。


萬福寺は隠元和尚が開いた禅寺。

黄檗山萬福寺とは、隠元和尚がもともと中国で住職を勤めていた時のお寺の名前です。

隠元和尚といえば、隠元豆はじめ様々な食材、文化など当時の日本人の生活に大きな影響を与えた方です。


お寺はとても大きくたくさんの建造物が見られますが、どれも中国風。

ちょっと中国にいるような気分になります。

徳川の家紋が日本にいることを思い出させてくれます。


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献茶の準備(予行練習??)も見られました。

結局本番は見てないんですが(;^_^A
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お煎茶は流派の数がとても多いとのこと。。

この大会は2日に分かれて行われたのですが、各日13の流派が参加されていました。


1日で3席回れるので、迷ったのですが。。



まずは黄檗売茶流。
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お道具も茶道とはだいぶと違います。。


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お茶の味が普段飲むものとは全然違う。とてもおいしいんです。

普段ちゃんとしたもの飲んでないんだなぁって改めて思いました。。



次は台湾の・・漢字が一字変換できないのですが・・不流茶?奇古堂。


でも先生曰く・・・作法なんてない・・とにかく味わって楽しんで飲んでください、と・・


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数グラムの茶葉を小さな急須に入れて、茶葉を替えることなくお茶を入れ続けます。

15人ほどいたのですが、各5~6杯飲んだのですが、茶葉を替えることはありませんでした。

それでもしっかり香りと味が続くのがすごいです。


まずは背の高いほうの器にお茶を注いでもらって・・
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それを平たい器に移して・・


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・・飲む・・じゃなくて、

まずはすぐに背の高いほうの器を鼻に持って行ってお茶の香りを楽しみます。

器は動かさずに鼻にぴったりつけて、立ち上がってくる蒸気を吸い込むような感じで。


それから人肌になったお茶を少しずつ、舌の上で転がしながら味わいます。

茶葉を替えないので、毎回味が変わってきます。

最初は濃厚、次からは薄くなるというよりかは毎回味わいが変わってきます。

飲めば飲むほど舌の上で甘味が増していくような感じがしました。1種類につき、5~6杯くらい飲むんです。

発酵度の違う茶葉を3種類いただきましたが、どれも特徴がありました。

味や、後味、香り、それぞれ特徴的です。



最後に立ち寄ったのが松月流。

こちらは純日本風。

1席目、2席目は椅子だったのですが、こちらはとても立派な座敷。

みんな主客になりたがらず。。

私は次客となったので、お手前を近くで見ることができてラッキーでした。



作法を知らないのでどうしていいのか分からず戸惑ったのですが。。

でも、どうもお煎茶ではとても気楽にしていていいようです。

面白いお話を聞きながら、お客のほうも笑いが絶えない、終始楽しい雰囲気でした。


お菓子のお写真撮らせていただきました。


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「黄檗の風」というお菓子。

豊橋の御菓子だそう。

どうもこちらの松月流の皆様、ほとんどが豊橋の方から来られているとか・・

団扇型のお菓子、見た目カワイイ&おいしかったです。中の餡がべっとりしてなくて良かったです。

お茶もおいしい!

この味を忘れちゃいけないなって思いました。



お煎茶ってこんな楽しいんだぁって驚きました。

・・道なんて言ったらお手前だ~作法だ~って結構キンチョウしちゃうもんですが、そういうのが全くなかったです。

もちろんお茶を点てる側はいろいろ覚えることが多いんでしょうが、お客としてはおいしいお茶を存分に楽しめました!


記念品としていただいた扇子。萬福寺の歴代住持の名前がずらり。
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お菓子もかっちゃいましたよ~
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蓮の実納豆はワタシ用です。

めっちゃおいしいねんラブラブ


袋カワイイラブラブ!これでエコバック作って欲しいなぁ。




帰り、どこか昼ごはん食べるとこないかなぁと見つけた小さな中華料理屋さん

JR黄檗駅のそばの踏み切りの近くです。

暑いのにどうしてもラーメンが食べたくって、ラーメンと餃子のセットを頼みました。

食べながらみんな汗だく・・
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シンプルですが、味はなかなか良かったです。

ペロッと食べきっちゃいました。


これで600円は安いですよね~!



今回はお茶会メインでしたが、萬福寺はどこもきれいで絵になります。

次回は写真を撮りにゆっくり来たいなぁって思っています^^