ファイナンシャル・プランニング技能検定 2011年1月 3級学科(13)の解説です。


為替レートに関する問題です。


私たちが外貨預金をする際の為替レートにはTTSTTBの2つがあります。


TTSはTelegraphic Transfer Selling Rateの略で、日本語では対顧客電信売相場と言います。

TTBはTelegraphic Transfer Buying Rateの略で、日本語では対顧客電信買相場と言います。


Sell(売る)、Buy(買う)という言葉が使われていますが、問題は誰が売るのか、誰が買うのかです。


ここで売る、買うという行為の主体は銀行です、日本語で「対顧客」とあるように、顧客に対して銀行が売る、買うという行為をするということです。


したがってTTSとは顧客の側から見ると外貨を買う、すなわち外貨預金に預け入れる際のレート、TTBとは顧客の側から見ると外貨を売る、すなわち外貨預金を円貨に戻す際のレートということになります。



問題・解答のダウンロードはこちら↓

(社)金融財政事情研究会

http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/index.html
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会

http://www.jafp.or.jp/examine/



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