以前も書きましたが、本日は船橋競馬場で行われた能力・調教試験一般公開に行ってきました
これは誰でも行けるのではなく、事前の抽選によって選ばれました
と、言うわけで試験の見学とその後のバックヤードツアーを楽しんできましたので書いていきます
まずは朝7時半Σ(=°ω°=;ノ)ノに集合。すでに眠い。。。
そこで他の参加者と一緒に説明を受け、本日司会の荘司典子さん とも合流しました。
まずはパドック練習(と言っても回るだけです)を見てから5階特別観覧席へ
ここで、能力・調教試験について簡単な説明を。
まずは能力試験
地方競馬では、新馬戦に出走するには能力試験と呼ばれる実戦形式の試験を行い、基準タイム以上の成績を収めなければ実戦に出走できません。
これはゲート試験も兼ねていますので、ゲート入りから出走まで45秒ほどかかります(私はストップウォッチを持って行かなかったのが不覚ですorz)。その間に暴れたり、スタートが明らかに大きく遅れた馬は失格になる厳しい試験でもあります。
そしてもう一つの調教試験
これは長期休養明けの馬や他地区(含JRA)から移籍した馬がレースに出走できる状況であるか、格付の資料のための双方から実戦形式の試験を行います。
これも基準タイムがあり、それ以下なら再調教となります。
調教試験はどんなに実績のある馬でも長期休養明けでしたら必ず受けなければ実戦に参加できません。例として本日の試験にはプライドキムが出走していました。
本日の能力・調教試験ですが、2歳馬の能力試験は800mで行われ、基準タイムは54.0秒です。
3歳の調教試験は1000mで、タイムは1.11.0、それ以上は1500mで1.42.5です。
まぁ詳しくは自分で調べてみると面白いと思いますよ。
ただ、これはJRAでは行われていないんですよねぇ。。。
理由として、JRAは4頭以上の併せ馬が禁止されているので行われないそうです。
ゲート試験はトレセンで行われるので問題ないのですが、馬込みに揉まれるのは実戦からなので、そこも注意する点ですね。
さて、能力・調教試験ですが、鞍上の騎手はほとんどが私服なので見分けが大変です
しかも荘司典子さん曰く、突然乗り替わりになる事もしょっちゅうだから顔で見分けろとの事Σ(゚д゚;)
まぁとにかく試験を見学
トーシンブリザード の子どもが出ていたりなかなか面白かったですし、次回開催の新馬戦が楽しみです
試験終了後、バックヤードツアーが始まりました(話が飛びますが勘弁をw)
ウィナーズサークルから関係者エリアに入ると、、
なぜか目の前で石崎駿騎手 、本田正重騎手 、本橋孝太騎手 がキャッチボールを
多少のわざとらしさはありましたが、近い将来に船橋VS大井の騎手対抗野球大会が行われるそうです
以前に大井VS川崎で行ったそうですが、引き分けになったので金子正彦騎手 の要望でリベンジマッチを行い、その後だそうです。
その時に川島正太郎騎手 を捕まえて簡単なインタビューを行ったりと、かなり近い距離で現役ジョッキーと触れ合う事ができました
そこから移動して最初はパドック
内側から見るとなかなか面白いものですが、船橋のパドックは観客と近いのがよく分かりました。
観客の野次や声援は間違いなく聞こえているのが分かりましたねしかも普通の話し声でも聞こえますね。
そして移動して倉庫にあるゲートを見学。
船橋はフルゲート14頭ですが、かなり大きくて迫力がありました(ノ゚ο゚)ノ
少し上ってみると馬からの視点が体験できたのですが、これはかなり迫力がありますよ
そして今回は特別に案内してもらった装鞍所
装鞍所は割愛しましたが、面白い物を見つけたので写メ
これは何だと思いますか
実はこれ、馬体重を測る場所です
白線の内側に馬を入れて少しじっとしてもらえれば馬体重が分かります。
その後に馬の採尿と採血をしてからパドックへ行くそうです。
これは勉強になりました
続いて馬場に入りました
1コーナーから4コーナーを望んでいます。
かなり砂が深い印象を受けましたが、ここを一般人が徒競走をしても盛り上がると思いますね
と係りの方に聞くと、
「船橋スプリントと船橋クラシックどちらに出ますか?」
なかなか面白い返答をしていますが、実際は船橋が競馬場で全ての調教を行っていて、レースも行っているので騎手会、調教師会、馬主会との交渉が必要になり、簡単には行えない事情があるそうです。
これはファンからの声が大きければ実現が可能かもしれませんよ~
そして最後に案内されたのは検量室
まず入ったらでかい体重計があり、その横には騎手が付ける馬具が置いてあります。
その馬具をよく見ると、、、
何か見慣れた勝負服のイラストが、、、
係員が言うには、
「内田博幸さんの物が倉庫で眠っていたので使いました」
Σ(・ω・ノ)ノ!そんないい加減なの
しかもクイーンCのパフィオペディラムと貴重なゼッケンがそのまま残っているとは
その時に案内役の人から説明を受けたのですが、船橋は1開催のメインレースはフェルト素材で馬名入りのゼッケンを使っていて、唯一のJpnⅠであるかしわ記念のゼッケンはほぼ全員が記念に持ち帰るそうです。
今年は奇跡的にカネヒキリのゼッケンが持ち帰られなかったのですが、レース翌日に角居調教師から電話があって栗東へ送ったそうです(笑)
ちなみに一般レースのゼッケンはビニール製で使い回しをしています。これが地方競馬なんだよなぁ。。。
一般競争でもフェルトの名前入りを使っているのは大井くらいだな
騎手溜りを見学出来たり、採決室からのホットラインなどを見てレース前後の騎手がどのようにしているかを見る事が出来ました。
そしたらこんな物がぁ↓↓↓
これは船橋の貸服です。
色を見ての通りこれは4枠の貸服になります。
三浦皇成騎手の船橋初勝利 の時に来ていたので、私は敢えてこの貸服を撮りました
係員から「着る事も出来ますよ」と言われましたが、体型の問題で却下になりました
着る事の出来る体型の方は是非とも御試着を!!
ちなみに船橋は貸服はタダだそうです(JRAは有料\500です)
いろんなエピソードを聞いて解散しました。
本当に満足でした
何しろ貴重な物に触れる事が出来ましたし
例えば
今年の羽田盃実使用のゼッケン(戸崎騎手サイン入り)
この他実使用のレイや口取りロープも展示してあって、触れる事が出来ましたから
そして本日の調教試験で群を抜いて早かったのがこの馬
↓↓↓↓
フィルオーソです(笑)
メンコは実使用物ですよ~~
今回の企画は船橋競馬を愛する100人の会 が船橋競馬 と掛け合って実現した企画であります。
次回ももしあったら私も参加したいのですが、これを見てる皆さんもどうですか
参加した私からすると何度行ってもいいですよ!!