珍しくブログを書きます。
そして、珍しく悩んでいることを書きます。
この前の日曜日に静岡市で「山崎亮」氏の講演に行ってきました。
日本で唯一のコミュニティデザイナーの方なのですが、その内容が良すぎて、あまりにも良すぎて自分のしていたことの間違いにいろいろと気づかされたのです。
実際には進んでいるのです。
仕事としても必要としていただいて、ハチエイチを通してさまざまな作業所さんやその他の方たちと知り合う機会をいただけました。
しかし、「コミュニティをデザインをしているのか?」と言う疑問に対しては、自分の中で「できてない」と言う答えに辿りついたのです。
山崎さんの言葉に、「住んでいる町のことは、住んでいる人が決めましょう」と言う言葉があります。
これを言い換えれば「働く場所のことは、働いている人が決めましょう」と言えるはずです。
いま、自分の組織で働く人たちの声を拾いあげる場所はほとんどありません。
基本的には施設の長たちが集まる全体ミーティングで決定されたことを履行してもらうだけです。
これでは、スタッフさんたちに「自分が主役だ」と思ってもらうことは無理ですよね・・・
僕は「自分が何を作るか」ばかりに気を取られて、足元を見るのを忘れていたのです。
「他人ごとを自分ごとに変える」
これも山崎さんの言葉です。
日曜日以来、ずっと山崎さんやコミュニティデザインの本を読んで悩んでいます。
その中でもいろんなスタッフさんたちと話しをすることで、「こうしたらいいんじゃないかな」と言うような道筋が見えてきました。
うまくできるかどうかは分からないけどチャレンジしてみます。
自分を否定されることは誰であっても嫌なことです
でも、人が成長すると言うことは、言い換えれば「変化する」です
「変化」には刺激が必要で、刺激はいつも中からじゃなくて外から受けるものでしょう
子どもたちがいろんな経験をして成長するように、自分自身もまだまだ変化していく必要があるのでしょうね。
先ずはスタッフ一人ひとりの声を聴ける場所、カタチにできる場所を作ります。
~えんちょう~