半年以上もご無沙汰していたブログ。

久々に書いてみたい衝動にかられました。


というのは、5月28日(土)西日本新聞掲載の記事を読んで。


内容は、2人の息子さんをもつ38歳のシングルパパさんが、昨年3月にすい臓がんと診断され、その後手術、治療。
1年後の今年3月、がんが全身に転移していることがわかり、余命半年と告げられる。

仕事復帰する目前のことだったパパさんは仕事を辞め、講演活動をされている。

とのこと。他にもご自身と息子さん達ことが書かれており、読み進めるうち、自分が同じ立場だったら…と重ね合わせながら涙が自然と出てきました。



パパさんの立場、その息子さん達の立場、同居されているご両親の立場…


色んな気持ちがそれぞれに渦巻いていることでしょう。


早朝の時間を使って、息子さん達と「朝の会」を開き、将来を見据え、目標を立て勉強をしているそうです。

貴重な貴重な時間。


こつこつとたつ1秒1秒を大切に使っているんだなと、自分の時間の使い方を振り返り、なんてもったいないことしているのだろうと反省しました。


印象に残ったのは
「壁にぶち当たっても逃げるな。逃げたら同じ壁に何度もぶち当たるぞ。逃げなければ問題は解決する方向に向かうから」
という話。


ドキッとしました。

だって逃げてばかりいる私。
自分に自信がないから、無能だからと逃げてばかりいる私。

最近の例では、下の子に感情に任せて厳しく言い過ぎていた。それは下の子の我が儘に対して、めんどくさい、忙しい。という気持ちからきちんと向き合わずに、怒って言葉で押さえ付け、逃げていただけ。


「ママ大好き!ず~っと一緒にいようね!」

と、手紙をくれたのを思い出し、かけがえのない子供と一緒に過ごせるのは最高に幸せなこと。
命の尊さをわかっているつもりになっていた…
めんどくさい、忙しい。という理由で子供の目線にたってやれていなかった…
涙がまた出てきた。



すぐさま子供達を側に呼び、記事を読んで聴かせました。
途中泣きながら…


上の子も、聴きながら泣きました。
下の子は、私達が泣いてるのを見て不思議そうな感じで苦笑いしていました。


上の子は、「なんで笑うの!?」と、怒りだしました。

私は、下の子が笑った理由は、感情は人それぞれだし、どこに対して笑ったのかは、私達が泣いてるのを見てビックリして、泣いてないのが悪いのかと思い照れ隠しで笑ったのではないかと思います。


その後、記事を保存しようと切り取りテーブルの上に置き、席を離れ戻ると記事の余白に

「がんばれ(ハートマーク)」

と、下の子の字で書かれていました…

記事の内容はきちんとわかっていたんだ…




同年齢の新聞記事のパパさんから、大切なことを学びました…


本当、パパさん、生きてほしい。
息子さん達が夢を達成し活躍し続けるもっともっと先まで!

応援しています!!


宮原パパ、この方をコラムで紹介してくださって有難うございました。

きっと、私だけじゃなく、宮原パパのコラムや、この今回のパパの記事から元気、勇気、変わるきっかけをもらった方々沢山いらっしゃると思います。


伝える、伝わる…

新聞読んでてよかった…