今回の東北楽天3連戦は、昨日の3連戦目をのぞき、ロースコアでの対決となりました。
過去に「鬼門」と呼ばれたKスタ宮城で、2勝1敗と勝ち越し、ついに勝ち負けの差が「+1」になりましたo(^▽^)o
7月2日(金) vs.東北楽天ゴールデンイーグルス 9回戦 at クリネックススタジアム宮城
東北楽天ゴールデンイーグルス 5 ‐ 2 北海道日本ハムファイターズ
先発は、
ファイターズ:武田 勝(背番号38)
ゴールデンイーグルス:岩隈 久志(背番号21)
でした。
イーグルスのエース 岩隈と、ファイターズのサウスポーエース まさるちゃんとの対決になりました!
先制したのはファイターズ!
4回表、1アウトから、坪井さん(背番号7)が死球、陽ちゃん(背番号24)がヒットで出塁すると、大野(背番号28)がセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制すると、金子さん(背番号8)もライト前にタイムリーを放ち、1点追加!2‐0!!
先発 まさるちゃんも、イーグルス打線をテンポ良く抑えていましたが、突如崩れてしまいます…。
5回ウラ、牧田(まきだ、背番号63)、内村(背番号0)、嶋(背番号37)にツーベースヒットを3本打たれ、2‐2の同点に追いつかれました…。
続く鉄平(背番号46)も、右中間にツーベースヒットを放ち、2塁ランナー嶋がホームを狙いますが、キャッチャー大野とのクロスプレーになりますが、判定はアウト!!!
これに怒ったマーティー・ブラウン監督(背番号81)が、球審に猛抗議をしますが判定は覆らず、しまいには、
「そんな判定するんなら、ホームベースなんかいらねぇだろ!!!」
とばかりに、ホームベースに土をかけたことが侮辱行為とみなされ、退場!!
それでも怒りが収まらず、帽子を投げつけたり、またホームベースに土をかけたり、やりたい放題やって、ようやくグラウンドを後にしました…。
ブラウン監督は、監督通算11度目の退場となりました・・・。
その後、両チームとも得点できず、こう着状態が続きますが、8回に悲劇が待っていました…。
8回ウラ、ノーアウトの場面、鉄平にヒットで出塁されたところで、まさるちゃんは降板し、二番手 加藤武治(背番号49)にスイッチ。
ところが、加藤武は制球が定まらず、中村紀洋(背番号99)にストレートの四球を与え、ルイーズ(背番号42)の打席で、2塁ランナー鉄平に3塁へ盗塁されると、いっぱいいっぱいになってしまった加藤武は、バッター ルイーズに決勝3ランを浴び、5‐2と突き放されてしまいました…。
結局、ルイーズの3ランが決勝点となり、敗戦…。
まさるちゃんは、7回0/3、3失点(自責点3)の好投も報われず、敗戦投手となってしまいました…。
(加藤武が、まさるちゃんの残したランナー鉄平を生還させたため、責任投手のまさるちゃんに負けがつきました)
打線も、岩隈から得点のチャンスを再三作りながら、モノにできなかったのが響きました…。
7月3日(土) vs.東北楽天ゴールデンイーグルス 10回戦 at クリネックススタジアム宮城
東北楽天ゴールデンイーグルス 1 ‐ 2 北海道日本ハムファイターズ
先発は、
ファイターズ:ダルビッシュ有(背番号11)
ゴールデンイーグルス:永井 怜(さとし、背番号30)
でした。
エース ダルビッシュが、前日の負けを取り返すべく、登板しました!!
そのダルビッシュを援護したい打線は、初回、永井の立ち上がりを攻め、糸井(背番号26)、坪井さんの2本のタイムリーで2点を先制!0‐2!
2回以降は、永井も立ち直り、8回までファイターズ打線に得点を許しませんでした。
ダルビッシュも、4回ウラにトッド・リンデン(背番号3)のタイムリーで1点を失った以外は、すべてゼロに抑えました!!
結局、初回にあげた2点が決勝点となり、ダルビッシュは9回完投、1失点、132球の好投で、8勝目を手にしました!!
7月4日(日) vs.東北楽天ゴールデンイーグルス 11回戦 at クリネックススタジアム宮城
東北楽天ゴールデンイーグルス 5 ‐ 11 北海道日本ハムファイターズ
先発は、
ファイターズ:ボビー・ケッペル(背番号31)
ゴールデンイーグルス:川井 貴志(背番号45)
でした。
ここまで10勝をあげているケッペルで、勝ちを狙いました!!
ところが、試合は予想外の打撃戦に…。
1回表
1アウトから、ひちょり(背番号1)が内野安打、稲葉(背番号41)がツーベースで出塁し、小谷野さん(背番号5)の犠牲フライで1点先制!0‐1!
2回ウラ
ノーアウトから、中村紀洋、ルイーズの連続ヒットで出塁されると、リンデンのセンター前タイムリーで1点、草野(背番号12)の2点タイムリーで2点をそれぞれ失い、3‐1と逆転されてしまいます…。
3回表
1アウトから、ひちょり、稲葉さんのヒットで出塁すると、糸井、鵜久森(うぐもり、背番号65)の連続タイムリーで2点を返し、3‐3の同点に追いつきます!!
3回ウラ
2アウトから、鉄平に右中間にソロホームランを浴び、4‐3とまた引き離されます…。
4回表
2アウトから、賢介(背番号3)、ひちょりの連続ヒットで2アウト1、2塁!
東北楽天は、ピッチャーを川井から山村(背番号16)にスイッチ。
その代わりっぱな、稲葉さんがレフト前にタイムリーを放ち、4‐4の同点に追いつきました!
4回ウラ
1アウトから、山崎武司(背番号7)が四球、草野がセンター前ヒットで出塁し、2アウト1、3塁とされると、渡辺直人(背番号2)にセンター前タイムリーを打たれ、みたび5‐4とリードを許します…。
5回表
2アウトから、陽がセンター前ヒットで出塁すると、ツル(背番号64)の打席で2塁に盗塁!
バッターツルは、ショートに内野安打を放ち、これをショート渡辺直人が弾き、ボールが外野に転がる間に、2塁ランナー陽が生還し、5‐5の同点に、みたび追いつきます!!
この後、6回表の攻撃が終わった直後、雨が強くなり、20分ほど試合が中断しました…。
試合再開後、ファイターズは、ピッチャーをサカキ(背番号15)‐建山さん(背番号22)のリレーで、6~8回を無失点に抑えます。
一方の東北楽天も、山村から代わった青山(背番号41)が、6~8回までファイターズ打線を封じます…。
こう着状態で迎えた9回、試合が動きます!!
9回表
小谷野さんがヒットで出塁し、ノーアウト1塁!
ここで東北楽天は、ピッチャーを片山(背番号28)にスイッチ。
バッター糸井は送りバントをしますが、サード 中村紀洋が2塁へ送球するものの、セーフ!
(記録は、サード送りバントフィルダースチョイス(野選))
ここで東北楽天は、ピッチャーをクローザー 川岸(背番号51)にスイッチ。
坪井さんもバントでランナーを送り、1アウト2、3塁とすると、陽も四球で出塁し、1アウト満塁!!
ここでバッターは、タイムリー内野安打を放っている鶴岡慎也!!
放った打球は、ライト前タイムリーとなり、小谷野さんが生還し、5‐6!!!
続く金子さんも、レフト前にタイムリーを放ち、糸井が生還し、5‐7!!!
この日初めて、2点のリードを奪いました!!
とどめは、賢介!!!
放った打球は、右中間スタンドへ飛び込む、4号満塁ホームラン!!!!
ダメ押しの4点を加え、5‐11と東北楽天を突き放しました!!!!
ちなみに、賢介の満塁ホームランは、プロ初だったそうです。
9回ウラは、宮西(背番号25)が登板し、草野に四球を与えるものの、渡辺直人をセカンドゴロ、聖澤(ひじりさわ、背番号23)の代打 中島(なかしま、背番号8)、嶋を空振三振にしとめ、ゲームセット!!
ファイターズ、公式戦再開後、5カード連続勝ち越しを決めました!!
この3連戦、俗に「表ローテ」と呼ばれるエース級のピッチャー(まさるちゃん、ダルビッシュ、ケッペル)を投入しましたが、勝利投手になったのはダルビッシュだけで、まさるちゃんは中継ぎが打たれて敗戦、ケッペルは勝ち負けはつきませんでしたが、打ち込まれる場面が目立ちました。
特に、まさるちゃんは中9日という、ムチャ振りともいえる登板でした。
まさるちゃんは、登板間隔に合わせた調整はできるそうですが、ローテーションを固定したほうが、もっと結果が出せると思います。
さて、ファイターズは今日の移動日をはさみ、かつての本拠地 東京ドームで、福岡ソフトバンクホークスとの3連戦を迎えます!!
現在3位のホークスに勝ち越せば、さらに上への道が開けてきます!!
さらに上へ上がるために、一つ一つ勝っていくぞ!!
絶対!勝つぞ!ファイターズ!!!