最近、ブログ関係者各位より「greenさん、ブログサボっとるね」と言われるぜ。いや、決してサボってるわけでは...まぁ結果的にはサボってるわけだが(;´Д`)

 

 というのも先日、療法士の仲間内で勉強会をしたのですが、そこで新たに宿題がでまして、それをやってるんです。これがその勉強会↓ 決してアブナイ団体ではありませんヽ(・∀・)

 

 で、その宿題とは理学療法士が治療対象とする機能障害(症候)を「治る、治らない、治す、治せない」という観点で整理すること。ここからは専門的な長い話なので、お忙しい方は非常口

 

 さて、理学療法士は基本的には「機能障害(症候)を治療する対症療法士」です(実際には原因治療ができるのですが、その話はまたどこかで)。疾患や外傷は治せません。ところが、この機能障害(症候)の中にも“治せるもの”や“治らないもの”があり、そして障害を持つ一人の患者さんの中にたくさん混在しているんです。

 

 で、問題はそれを知らないでいると「治らないものを(延々と)治そう」としたり、「治せるものを治せない」ことが出てくるわけです。これは患者さんにとっても、当の療法士にとっても大変不幸な状況なんです。今まで色んな療法士と出会い話してきましたが、専門的な会話の中で「どーも話が噛み合わない」時は、多くはこの認識のズレや不足のせいでした。これじゃあいけませんよねしょぼん

 

 ということで、まずは仲間内から。来年4月の勉強会に向けて、以下のことを私がまとめることになりました...って、これ結構大変じゃねーか!(最近気づいた) 用語の定義や分類からちゃんと調べ直さなきゃなぁ本

 

①を模式的に分類するとこんな感じ↓

 

実際の症候例をあげるとこんな感じ↓

 

例えば糖尿病+脳卒中の運動麻痺のケースで図式化するとこんな感じ↓

 

 というわけで、しばらくはこっちの宿題に集中しよう。うーん、ブログ書けるかな?

 

↓もう2か月もサボってる治療ブログ得意げ

 

(注:上記の図は私が個人の経験や知識に基づいて作成中のものですから、間違いや未完成な部分もありますし、“治らない”という表現に違和感や心痛を覚えられた方もおられるかもしれません。でも私はよりよい治療や医学を目指して、こういった資料を作ったり、治療者に向けて発信しております。どうかご理解ください)