協和発酵キリンは2月25日、スウェーデンのオレクソ社から導入したがん性疼痛治療剤KW-2246を厚生労働省に承認申請したと発表した。

 KW-2246は、がん性疼痛の持続的な管理時に起こる急激な痛み(突出痛)に対する治療薬。体内のオピオイド受容体に結合し、痛みを鎮めるフェンタニルの舌下錠。同社によると、現在、国内で突出痛に対する治療にはモルヒネやフェンタニルなどの注射剤が使われているが、舌下錠はない。海外では英国やドイツなどで販売されているという。

 承認取得後、久光製薬と共同販売する。両社では、久光製薬が承認申請中のフェンタニルの経皮吸収型製剤HFT-290 についても共同販売することにしている。


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