戦艦大和と大和神社 【天理市】 | 奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ

戦艦大和と大和神社 【天理市】

天理市から桜井市三輪へと続く169号線

その途中に、ピンクの家があります。



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有名な誰々の家というわけではありません。

ひときわ、目をひくピンク色です。



この家を目印に、169号線を離れます。

車一台、ようやく通れるような道の先の田畑が広がるなかに、大和神社はありました。





天理市新泉町。

大和神社(おおやまとじんじゃ)





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日本大国魂大神(やまとおおくにだまのおおかみ)、

八千戈大神(やちほこのかみ)、

御年大神(みとしのおおかみ)を祀る。



日本大国魂大神は、倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)ともよばれ、

この神様の出自が不明で、出雲大国主と同神とされる説があります。

反面、名前の通り大和国の地主神ではないかとも言われています。



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史上最大の戦艦大和と同名であることから、大和神社の御霊を艦内で祀っていました。

戦艦大和が帰還すると艦長以下の幕僚は大和神社に奉謝の参拝を行っていました。



現在では、摂社の祖霊社には、戦艦大和戦没将士2,717柱と、戦闘巡洋艦矢羽矧など駆逐艦8隻の戦没将士1,004柱をも合祀し、3,721柱は国家鎮護の神として祀られています。



沖縄への水上特攻を決意した戦艦大和が、勇戦むなしくも途上の東シナ海で敗れ、沈没したのが昭和20年4月7日のことでした。



毎年4月7日には、戦艦大和戦没将士 慰霊祭を行っています。


終戦記念日を迎え・・・ 戦艦大和と大和神社