毎日暑いですね~。
今日は、太宰府の九州国立博物館にいってきました。
九博では、今、【中国王朝の至宝】展があっています。
ポスターを見た印象はちょっと見た目、地味目な感じ。
始皇帝の兵馬俑が好きな人はいいかもね~・・・なんて思ったりしてました。
今回も、九州国立博物館の「ぶろぐるぽ」に参加していますので、写真を九博から提供していただきました。現地ではもちろん撮影は禁止ですから、ご注意下さい。
この展示は、初期王朝である夏の時代から、宋に至るまでのおよそ3000年の時代を縦糸にそれぞれの時代に栄えた二つの王都や地域を横糸にこれらが織り成すダイナミックで多彩な世界を紹介しています。(パンフレットより)
会場に入るとまず出迎えてくれるのが目が突き出た突目仮面(殷の時代のもの)。とてもユニークでどこか東南アジアの雰囲気が漂っています。ベトナムやタイといった趣。
会場でなんと言っても目を引くのが、あの始皇帝を守っていた「跪射俑」
武人のいかめしい顔がなんとも凛々しく、今にも動き出しそうな気迫と全身にみなぎる緊張感。不思議な感じです。よくみると、肩幅がせまく、わりと小柄。ハンサムとはいえないけれど、引き締まった男の顔はちょっと古き時代の男って感じ。。軍人って感じよね。
展示品の中には、装飾品もあって、これはいつの世もアクセ好きにはたまらない・・・。写真はないので現地でみてね。
私の一番のお気に入りは、戦国時代(紀元前4~3世紀)の壺、「鳥頭形壺」その名の通り鳥をモチーフにした壺なんだけど、これがユニークというか、今でも通用するデザイン。ポンポンのおなかがなかなか良い感じ。今でも使えるデザインというのがすごい。真面目なデザインもよいけれど、愛嬌のあるもの・・は、やはりどんな時代の物でも心魅かれる。こちらも写真はないので、現地でさがしてみてくださいね。
他にもキンキラ金・・・の仏塔とか、ちょっとびっくりするようなものもありましたよ。
やはり3000年の時はとても長く、充実の展示でした。
9月16日までだから、ぜひご覧くださいね。
あと、9月23日まで、博物館の4階の文化交流展示室では、「異国と出会った江戸絵画」展もあっています。こちらは、神戸市立博物館名品展です。
あの、土用の丑の日でうなぎを食べることをひろめた、平賀源内が書いた油絵とかありましたよ。他にも江戸絵画なんだけど、ちょっと一味違う絵が展示してありました。この展示は、【中国王朝の至宝】のチケットについている半券でみることができます。お得ですよ~。こちらもあわせておすすめです。いつもは文化交流展示室は覗かないという方にもおすすめです。