時差ボケについて考えた | イギリス・ケンブリッジ日記

イギリス・ケンブリッジ日記

2011年8月末より、約2年半ケンブリッジに住んでいました。
2014年3月に帰国しましたが、イギリスに旅行した際などにまだ更新中。

日本から戻って5日たちますが…
まだちょっと時差ボケです。

私は時差ボケがなかなか治らない…

理由は、体質または年齢的なものと、あとは基本暇な主婦だから。
何か強制的なスケジュールがないとなかなか治りませんね。

時差ボケは、西から東に行く東回りの移動の方が、逆よりもつらいというのは有名な話。

イギリスから日本へ、とか
日本からアメリカへ、とかですね。

理由は、人間の体内時計は一日が長くなるのには対応できるけど、短くなるのには対応しにくい、ということらしいです。


その通り、私も、

イギリスから日本へ行くときはかなり重く、朝まで寝られない。そして日本からイギリスに戻ってきた時は、朝早く目が覚める健康的な嬉しい時差ボケになります。


冬時間のいまだと、日本とイギリスの時差は9時間。

イギリスでいつも24時(夜中の0時)に寝て朝7時に起きてたとすると、
日本時間的には朝9時に寝に入り16時に起きる感じ。
つまり日本に移動すると、朝から夕方までが、イギリス式体内時計的にはすっかり夜なので、朝になったら眠くなり夕方から目が冴えてくるというな昼夜逆転現象に。

逆に日本からイギリスに戻ると、
日本でいつも24時から7時まで寝ていたら、イギリス時間では15時から22時まで寝てる感じ。
逆にいうと、15時までは覚醒してる時間帯です。
だから夕方からすごくねむいけど、頑張って寝ないで夜になってから寝れば、翌朝は日本なら起きてた時間だからぱっちり目が覚める。
治すのも、感覚的には毎日夜更かしして自然と起きる時間を遅くする感じなので、慣れやすいのです。

今思えば、日本では寝つきが悪く昼夜逆転しがちな母がイギリスにきたとき朝バッチリ起きれたのは、リズムがピッタリあったのかもね…。

もちろん、寝る時間を調整することで克服できるはずなんだけど、
私は着いて二日目から、何故かもといた国のリズムに戻ってしまうんだな。
体内時計が頑固みたい。





その上で、時差ボケ対策なんですが、

カーテンを開けておいて寝るとか、
昼寝しないようにするとか、もうそういうのがほぼ通用しないので、

今回は過去の経験をふまえ、日本に帰った次の日に神経内科に行って睡眠導入剤もらってしまいました。ははは。

以前、社労士の試験の前に緊張して眠れなくなったとき、近くの内科で睡眠薬をもらい、すぐ効いたので。

しかし今回、同じ薬でも用量の低いものだったようで、全く効かなかった…

あとで聞いたら、二つまで飲んでよかったみたい。

あとは、友達がサンプルをくれた、アメリカで売られてるメラトニンのサプリも飲んでみました。
飲んでから多分二時間くらいで寝入ることはできてたけど、それはメラトニンのおかげかは不明…。

ただ、こちらもあとで調べたら、だけど、
寝る直前ではなく数時間前に飲んだ方がいい場合もあるらしい。
用量もこれは結構少なめのサプリだったみたい。

結局、ドラッグ系に頼るのは諦め、日中病院ハシゴして行きまくり、買い物しまくり、一日中動いて身体を疲れさせなんとかしました汗
それでだいたい夜中の3時くらいまでには寝られた感じです。


世界中を飛び回るキャビンアテンダントだった友人は、時差に強く時差ボケに苦しむことはほとんどなかったそう。
彼女は今でも、いわゆる寝てなくても平気なタイプ。
若い頃の訓練の賜物なのか、体質なのか…うらやましい。

ただ、同僚にはやっぱり時差ボケで眠れない人もいたそうで、アメリカやハワイへのフライトの時に前述のメラトニンサプリを買い込み、眠れないとき使っていたとか。

今回もらったのも、アメリカのこれ。

photo:01



販売サイトiHarb

ホルモンなので日本では認可がおりず、多分イギリスでも買えないみたい?

今回は、これも睡眠薬も用法用量をよく知らなくて効き目がないと思っちゃったけど…

常用するわけではないので、効くなら上手く取り入れて、
日数の限られる一時帰国を元気かつ有効に過ごしたいものです。


来月帰るとき、また試してみようっと!