地持院さんは桃源寺さんから少し山側に入った所にあります。(こちら
の地図参照) 地図を見ると近くに豊積神社さんが鎮座されていますが
地持院さんはもともとは豊積神社さんの別当寺だったそうで
(→「地持院について」参照)、例によって明治の神仏分離で“およそ
現在の寺形になりました”(←「地持院について」より) とのこと。
〝火打石〟の嫌いな“神仏分離”。結局神も仏も人間の都合次第
ってことなのよね…ってそんなことここで愚痴っても仕方ない。
ともあれ夫の参詣の様子を追ってみることにしましょう。
地持院さん
お寺さんのサイトの「地持院について」のページの“地持院の歴史”を
引用させていただきますと
地持院は山号を北田山といい、臨済宗妙心寺派に属します。往古
地持院山の麓か西山寺にあったと思われますが、天正年間(1573~
91)開山暗室和尚により、現在地に移転再興されました。爾来隣接の
豊積神社の別当寺として神仏事を行ってきましたが、明治初年の神仏
分離策により、およそ現在の寺形になりました。
とのこと。御本尊は地蔵菩薩さまで、その他に“江戸時代日照りに
苦しむ農民を救ったと言われている伝説の「代かき地蔵」や「六地蔵」
「わらべ地蔵」「のっぺらぼう地蔵」、寺領ヌクイから掘り出された「掘り
出し地蔵」等があるお地蔵さまの寺”(←引用同)なのだそうです。
(←「地持院の仏像」参照)
↑“住職手造の山門・塀”なのだそうです。
↑みまもり地蔵さま。
↑本堂 地持院さんでも本堂に上がらせて頂いた夫。ありがとう
ございましたm(_ _ )m。
上の写真の向かって右に襖絵が一部見えていますが、この襖絵は
“多年にわたり石をモチーフにした水彩画を描き続け、数々の賞を受賞
されている静岡市清水区在住の女流画家杉山侃子(なおこ)氏により
客殿新築に際して描かれたもの”(←「襖絵」より)だそうです。本堂と
客殿に飾られているそうですが、“美術愛好者などの見学者が絶えま
せん。襖絵はいつでも見学できます。”とのことなので、〝火打石〟も
拝観したいなぁ。
↑夫がお寺さんからいただいてきた参拝の栞をUPしました。興味を
持たれた方はお手数ですが拡大してご覧になってくださいm(_ _ )m。
地持院さんはお庭も素敵なんですね→「地持院の庭園」参照。
お庭の写真が見当たらないので夫に訊くと、「庭園だけの写真は
撮らなかった」とのこと。残念。
御朱印はこちら↓(*^▽^*)。
地持院は静岡市清水区由比のほぼ中央の平坦地に位置し、境内地
約二千坪に本堂・位牌堂・客殿・書院・庫裡・山門・鐘楼等諸堂が整然
と配置され、市指定文化財の本尊地蔵菩薩像・本堂客殿を飾る
四十四面の襖絵・彼岸庭はじめ整えられた境内など、参詣者の心に
やすらぎを与える禅寺らしいたたずまいの、だれでもいつでも気軽に
立ち寄れる、開かれたお寺です。
↑地持院さんのサイトの「境内および建造物」のページから引用させて
いただきましたが、絵を観ることが好きな〝火打石〟は特に襖絵を
拝観したい…もちろんお庭やお地蔵さまも拝観したいですが。由比
ならばそれほどの遠出ではないので機会は容易に作れる筈。友人と
お茶したメールペールで桜えびジェラート()にチャレンジして…と、
どうしても食欲という煩悩から解放されない〝火打石〟なのでした(*v.v)。。