すまいるはうすへようこそ。

毎日寒いですねぇ。昨日の朝は雪が積もっていて驚きました。

隣の家のお庭にはこんな物が

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フィンランドのアイスホテルみたいですね(笑)
行ってみたいなぁ。


さて、最近、我が家に秘密兵器が投入されました。




アラジンストーブです。

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防災用として買ったので、去年は箱に入ったままでした。


我が家は被災地に住んでいます。
私の実家も被災地にあるのですが、去年の震災の時、ガスに水道、電気が止まり、雪が降る中、寒さがとてもこたえたそうです。
あの時、ストーブがあれば暖がとれて煮炊きも出来たのに、と母が言うので、引っ越してすぐにアラジンを購入しました。


我が家はオール電化住宅です。火事の心配が要らない生活は安心です。
なので、ストーブを使う生活など考えてもみなかったのですが・・・、
家の中が寒いのです。


1階の生活スペースは27.5畳あります。暖房効率を上げる為、冬場は4.5畳の和室の扉は閉めているので、今は23畳になります。


暖房設備はエアコン1台です。
容量の大きい物を採用したので、どんなに寒い日もすぐに設定温度になるのですが、足元がスースー寒いのです。


窓はトリプルサッシで、壁の内と外に断熱材を入れたダブル断熱の家なので、暖かさには期待してたのですが、我が家にはエアコン生活は合わなかったようです。


なので、今年は補助暖房を採用しようと考えていたのですが、スペースの問題だったり、暖房効率だったりで、なかなか良いものが見つかりませんでした。


「せっかく家にあるのだから、試してみない?」


セバ夫さんの一言で、渋々←(笑)アラジンを使ってみたのですが、これが予想に反する暖かさで、今ではもう手放せません(^ ^)


輻射熱の、ほっこりと芯から暖まる感じは、エアコンのスースーする暖かさとは全く違うものでした。


我が家はエアコンを20度設定にして、アラジンを併用して使っています。


以前はエアコンを22度設定で生活してたのですが、ストーブを併用する事で設定温度が2度下がりました。


ストーブは速暖性はないので、暖まるまで時間がかかりますが、3時間もすると部屋全体がポカポカと暖まります。
室内が一度暖まると、冷めにくいので、暖かい日は途中でエアコンを止めてアラジンだけで過ごす事もあります。


ただ、灯油の価格が高騰してるので、ランニングコストは古い機種じゃない限り、エアコンの方が安いと思います。
でも我が家にとって、冬の間中、寒さに震えて暮らすより、多少暖房費が上がっても快適に過ごしたかったので、これで良かったと思います。


ちなみに、タンクが4.1ℓと小さい為、1回の給油で燃焼時間は15時間程度です。アラジンは火力調節は出来ないので、燃焼時間はほぼ合っていると思います。
もしアラジンに難点があるとすれば、給油タンクが小さい事で、まめに給油しなくてはならない所でしょうか(^_^;)


さて、アラジンストーブといえば、電気を使わずに自分で着火して炎を調節するので、ちょっとマニアックなストーブとしても知られてます。


着火はこんな風に蓋を開けます。

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芯を出して、三カ所着火してから蓋を戻して

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火が芯全体に行き渡ったら、ブルーの炎が1cmになるまで芯を伸ばします。

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取説によると、この1cmがとても大事だそうです(^ ^)


ケトルをのせる事は禁止されてますが、アラジンストーブにケトルはお約束だと私は思います(^ ^)、このデザインでケトルをのせずにはいられません(笑)


なので、アラジン専用にOPAケトルを購入しました。

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思ったほど蒸気は出ませんが、耳を傾けるとケトルからチリチリと音が聞こえて、ほっこりとした気分になります。

さて、アラジンを使用するにあたり、心配した事がありました。

「高気密高断熱の家でストーブを使用して、窒息しないか」

まめに換気をすれば良いのですが、換気の為に窓を開けて冷気が入れば、暖房効率が悪くなります。

なので、アラジンについてネットで情報収集してる時に出会ったのが、素敵ブロガーのオッチュンさん。

オッチュンさんのお家ではアラジンストーブを使われています。
焼き芋も楽しまれてるそうで(笑)、コメ欄から換気について質問して以来、お付き合い頂いてます。
(オッチュンさん、いつもありがとう)。

使用してみての感想ですが、マメな換気は必要ないようです。我が家は冬場は換気システムを閉じていますが、特に換気をしなくても大丈夫でした。

それは、使用する空間が23畳と広いのと、のれんはかけてますが、リビング階段から入り込む冷気が、換気代わりになっているのだと思います。

ただ、これは我が家の場合であって、皆様のお家でも大丈夫かは分かりません(保証はできません)。
心配であれば、換気をされるのが1番だと思います。

最後に給油について。

しつこいですが、アラジンストーブは4.1ℓしか灯油が入りません(笑)。
給油方法も心配でした。


灯油缶のそばまでアラジンを運ぶか、灯油缶をアラジンの所まで運ぶか、どちらにしても重いので、結構な重労働になります。なので、良い方法がないかオッチュンさんに質問した所、灯油缶から必要な量だけ空の缶に移し変えて、それをストーブのそばまで運んで給油していると教えて頂きました。


早速、実践してみたのですが、重たい灯油を運ばずに済むのは本当に楽でした。
実際に使われている方の意見は貴重ですね。オッチュンさん、ありがとうございました。

では、私からも一つ。

これは、アラジンストーブの給油口です。

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直径1.8cm程度しかありません。自動ポンプを使用して給油する場合、給油口が小さ過ぎてポンプの先が入らない可能性がありますので、ポンプ選びの際はお気をつけ下さい(^ ^)

最後に、キッチンから見た風景


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そこにあるだけで素敵です。


今日は、いつもに増して長くなりましてすみません(^_^;)
本日も、最期までお読み下さいましてありがとうございました。









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