右足の傷 (雉虎猫・308) | feelsayo 2 

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猫を眺め 猫を被る日々。  
内心 ・・・ です。

2009年6月22日


午前5時

勝手口の方で雉虎猫が一声、鳴いた。

猫被リ(ことsayo)は台所の扉を開けた。


雉虎猫は小走りで通りを自宅に向かっていた。

雉虎猫は通りの、勝手口の前辺りを通り過ぎたところだった。

雉虎猫は小走りで勝手口の階段を上がり、台所に向かった。


台所に入ったところで雉虎猫は立ち止まり、

少し戸惑うような、迷うような、あるいは様子見をするような様子をした。


雉虎猫は床に坐り、


にゃぁーぁぁ


と鳴いた。

そして毛繕いを始めた。


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雉虎猫はの脚を足から毛繕いをいを始め、

なかなか次に移らなかった。

見ると、


右の脚、飛節から蹠にかけて、外側の被毛が擦れたように無くなっていた。

傷口があるのかどうかは分からなかった。


雉虎猫は飛節から蹠にかけての手入れを終えると、

後は


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尋常通りに毛繕いをした。



5時10分

猫寄セ(こと家人1)は雉虎猫の怪我に気を使い、抱き上げることはせず

雉虎猫に挨拶だけをし、寂しそうに出掛けて行った。



5時20分頃

猫被リは台所の片づけを終えると、猫皿を取りに外の流しへ行った。

雉虎猫は猫被リの後を、大人しく歩いてついて行った。


猫被リは朝食を置いた猫皿を濡れ縁に置いた。

雉虎猫は普段通りの動作で濡れ縁に跳び乗り、朝食を摂り始めた。


朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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雉虎猫は普段通り、辺りに気を配りながら食事をした。(完食。)

食後、


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雉虎猫は普段通り濡れ縁を跳び下りた。

雉虎猫は伸び(ヨガ猫)をし、


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毛繕いをし、


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様子見をした。

雉虎猫は門扉の下を潜り抜け、外に行こうとした。

猫被リは雉虎猫を後ろから抱き上げた。

雉虎猫は鳴き、抗議したが、猫被リは雉虎猫を抱き上げ、居間へ行った。


猫被リは雉虎猫の脚の傷を見た。

怪我擦り向けたように無くなっている割には、切り傷や擦り傷が見つからない。

傷は被毛のある部分に付いたのだろうか。

猫被リは訝んだ。

雉虎猫は無理に傷を見られたことで不機嫌になったのか、

居間を後にし、独りで玄関に行った。

猫被リは居間で雉虎猫の様子を伺った。

雉虎猫は玄関で大人しくしているようだった。



5時34分

雉虎猫は玄関マットの上に坐り、鳴いた。


猫被リは雉虎猫のところへ行った。

雉虎猫は少し考えるような様子をし、そして


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毛繕いをした。

雉虎猫は和室へ入り、猫被リに窘められた。

雉虎猫は向きを変え、台所へ向かった。



5時44分


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雉虎猫は台所の三和土に坐り、猫被リを振り返り鳴いた。

外へ出たい、ということだった。


猫被リは台所の扉を開けた。

外は曇り、蒸し暑かった。


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雉虎猫は立った侭猫皿の水を飲んだ。


雉虎猫は台所の門扉脇の隙間から外へ出た。

雉虎猫は溝板に坐り、辺りの様子を伺った。


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雉虎猫は速足で通りを横切り、

通りの向かい側の溝に入った。


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溝の中で雉虎猫は溜まり水を飲んだ。


雉虎猫は溝の中から辺りの様子を見た。

雉虎猫は溝端に出、向かいの家(角地)のガレージの前を横切り、


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排水口に蚊を寄せた。

雉虎猫は排水口のにおいを嗅ぎ、検べているようだった。


雉虎猫は道路の歩道を歩き、歩道から街路樹帯jに出た。

数日前まで茂っていた青草は刈り取られ、刈り残された部分が薄茶色に枯れていた。


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雉虎猫は枯れた草の上に、立つでも無く坐るでもない

しゃがむような格好で、道路の方を見た。



5時52分

雉虎猫は驚いた様子で、向かいの家のガレージに飛び込み、


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壁の後ろから様子を伺った。

歩道を、散歩中の犬が近付いてきた。


擦れ違う時、犬は吠え、雉虎猫は威嚇した。

雉虎猫は逃げてしまうことはせず、

寧ろ

犬と適当な距離を摂りながら通りを渡り、


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ハロウィン猫のポーズで背を高く褶曲させ、尾を膨らませ、

何度も


しゃぁぁぁぁ


と吹いていた。


人間たちが互いに詫びの言葉を交わしている間、

犬は吠え、雉虎猫はハロウィン猫のポーズで威嚇を続けた。

犬が行ってしまった後も

雉虎猫は自宅石垣の陰から犬を見つめた。



5時54分

雉虎猫は気分を変え、通りに坐って鳥を見上げた。

野鳥が歯軋りのような声で鳴き、雀も何時もの声で鳴きたてた。

遠いを空を鷺らしい鳥が横切り、燕の姿は程ンド見当たらなかった。


空は曇り、気温は下がらず、湿度は限界まで上がっている感じだった。



6時過ぎ

雉虎猫は通りに停められていた車の下に入り、雀を狙うような目で見た。

雉虎絵猫は車の下から車の下へ、

あるいは

車の下から溝の中へと場所を移しながら、雀を狙う様子を続けた。

雉虎猫は溝の中で

溝の壁面に鼻を寄せて何かの痕跡を検べるような様子をしたり、


小さな虫を見つけ


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捕食したりした。

そして時折、


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猫被リに近付き、擦り寄って甘えた。



6時16分

猫被リは雉虎猫を呼び、数歩家の方へ歩いた。

雉虎猫は素直に車の下を這い出し、猫被リと遺書に歩いた。


隣家玄関階段の溝板上で立ち止まり、


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最初立った侭、次いで坐って様子見をした後 、

雉虎猫は猫被リと一緒に勝手口に戻った。



6時18分

雉虎猫は勝手口から濡れ縁の方へ向かい、


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濡れ縁の近くに重ねて置かれた段ボール箱を検べた。

雉虎猫はそこから、リサイクル用段ボール箱に跳び込んだ。


雨が降り始め、直ぐに本降りになった。

雉虎猫はこれを察知して、素直に帰宅したのかもしれなかった。


雉虎猫はリサイクル用段ボール箱の中で


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梱包用のビニールひもに戯れ、

毛繕いをした。



6時23分


雉虎猫は眠そうに丸まった。

昨日同様、

雉虎猫hリサイクル用段ボール箱の中で眠るつもりのように見えた。


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雷が鳴り、稲妻が走ると、雉虎猫は首を上げ、空を見るようだったが、

大して気にする様子も怯えるも見せず、

また丸まり、眠る体勢を取った。


雷鳴と稲妻は直ぐに止んだが、雨は降り続いた。



6時40分頃

猫被リは

濡れ縁の近くのリサイクル用段ボール箱の中の

雉虎猫の様子を見に行った。


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雉虎猫は目覚め、起き上がり、


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猫被リに擦り寄った。



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雉虎猫は段ボール箱の縁に手を載せ、2足で立ち上がり、外を見た。


雨は降り続いていた。


雉虎猫はリサイクル用段ボール箱に蹲った。


猫被リは雉虎猫を抱き上げ、簡易温室の床に移した。

雉虎猫は直ぐに館員室を出、


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猫被リの寄り添うようにして香箱を作った。


暫くそうしていた後、猫被リは雉虎猫を抱き、立ち上がった。

猫被リは雉と虎猫を抱いて話しかけ、雉虎猫の機嫌を取った。

そして

簡易温室の段ボール箱の中に雉虎猫を移した。


雉虎猫は脱兎の勢いで箱を跳び出し簡易温室を出、

居間の壁の隅に置かれだ段ボール箱に向かって走った。



7時15分


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雉虎猫は段ボール箱に跳び込み、毛繕いをした。



8時半

雉虎猫は居間の壁の隅に置かれた段ボール箱の中で、

転寝をしていた。

猫被リは雉虎猫を撫でた。

雉虎猫は甘えるように首を傾げ、

猫被リの掌に顔を寄せ、軽く擦り付けた。

猫被リの角度からは、雉虎猫の顔が、微笑んでいるように見えた。


雨は降りやまず、しかし雷は既に遠く去ったようだった。



10:09am


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眠(居間の壁の隅、、段ボール箱) 



午後零時20分

雨は上がり、空は曇っていた。


雉虎猫は目覚め、濡れ縁に上がっった。

雉虎猫は台所の方を向いて鳴き、空腹を訴えた。

猫被リが濡れ縁に来て、雉虎猫の隣に坐った。

雉虎猫は濡れ縁を跳び降り、猫被リに擦り寄り、空腹を伝えた。

猫被リは猫皿を取りに外の流しへ行った。

雉虎猫は猫被リと一緒に歩き、外の流しへ、台所へ歩き、

そして普段通りの動作で、濡れ縁に飛び乗った。


間食:卵黄 茹で卵 1/2個分


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完食。


雉虎猫は鳴く雀を見ながら何度も舌舐りをした。

雉虎猫は濡れ縁に横になり、雀を眺めた。

と、

一羽の雀が通りのアスファルトの上に降り、囀りながら飛び跳ねた。


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雉虎猫は雀を鋭い目で見遣り、

雀が飛び去ると

隣家の屋根で鳴く雀を見上げ、


めぇぇぇ・・・


と、


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鳴いた。



午後零時半

雉虎猫は濡れ縁の近くに置かれた、


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リサイクル用段ボール箱の中で、毛繕いをした。



1時20分

雉虎猫は既に、


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リサイクル用段ボール箱の中で両手両足を伸ばして寝ていた。


雨が上がり、却って蒸し暑く、耐えがたい天気だった。



3時過ぎ

雉虎猫は目覚め、箱から頭を出した。

ややあって、


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雉虎猫は、リサイクル用段ボール箱から両手を出し、

その手前に二つ重ねて置かれた段ボール箱に上った。

雉虎猫は地面に跳び下り、濡れ縁に飛び乗った。


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雉虎猫は猫被リに擦り寄り、空腹を訴えた。

が、


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待たされた。



3時10分頃

竜胆から雉虎猫に間食が差し入れされた。


間食:煮干し 1本


完食。足りず。


間食:納豆 5粒


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完食。


雉虎猫は満足した様子で、ごろりと濡れ縁に横たわった。

雉虎猫の尾と左端は、濡れ縁からだらりと垂れていた。

雉虎猫はその体勢の侭、

猫被リの手に甘え、

鳴く鳥を見上げ、

伸びをした。

そして、


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その体勢の侭、休息に入った。


相変わらず耐えがたい蒸し暑さだった。


雉虎猫はその後、

いつの間にか何処かへ出掛けていたようたっだ。


04:20pm

帰宅。

濡れ縁に上がり、網戸に手を掛け、空腹を訴える。


夕食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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完食。

食後、濡れ縁を飛び降り、門扉下を潜り抜け、様子見。

後、

外出。



06:25pm

猫被リ、台所から勝手口へ。

雉虎猫、濡れ縁から勝手口へ。

バケツの水を飲もうとし、猫被リに抱き上げられ猫皿の前に移される。


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猫皿の水。


猫被リ、猫皿を取りに外の流しへ。

雉虎猫、伴走。


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濡れ縁に飛び乗る。


間食:卵黄(茹で卵 1個分) ボイルした海老の尾 1尾分


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完食。先ず海老の尾を食し、序で卵黄を食す。

食後、皿を舐め、辺りの様子を伺いつつ丁寧に舌舐り。


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濡れ縁を飛び降りる。

猫被リの足許で伸び(ヨガ猫)。

すかさず

隣家との段差(約70cm)を跳び、外出。


夕焼けが近付き、暗い雲と明るい雲が西の空に広がる。

蒸し暑さは変わらず。


07:51pm


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居間の沓脱石に上がり、庭の方を向いて坐る。


猫被リ、掃き出し窓を開ける。
雉虎猫、入る意思なし。



08:00pm
居間の方を向いて坐り、鳴く。


猫被リ、掃き出し窓を開ける。

雉虎猫暫し考えたのち、飛びこむ。


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猫被リの手に甘え、


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畳の上でだれ、


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棒に戯れ、


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カーテンの裏に隠れ、


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カーテンの下から顔を出し、覗く。



08:20pm

外に出され、

居間の壁の隅に置かれた段ボール箱に入る。


09:02pm


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様子を見に来た猫被リに甘える。



11:00pm

雷雨。


居間の壁の隅に置かれた段ボール箱の上に上がり、

小さな声で悲しげに鳴く。


猫被リ、雉虎猫を抱き和室へ。

室内用段ボール箱に雉虎猫を下す。


雉虎猫、

和室を度々逃走。

台所、居間などに逃れる。


猫寄セ、雉虎猫を段ボール箱に移し居間に運ぶ。

雉虎猫、暫し毛繕いの後、

居間に置かれた段ボール箱で就寝。







雉虎猫の足は何事も無く完治に向かいそうに見える。

夜、雉虎猫の足を眺めながらそう思い、少し安心した。


なぜ雉虎猫は生傷が絶えないのだろう。

初代虎猫も

黒猫(♀)も虎猫(♂)も、あまり怪我はしなかったのだけれど。


不況の影響で野良猫衆も食糧難に陥り、

生存競争が激しいのだろうか。






雉虎猫に、同じ部屋で一緒に寝ることを拒否されてしまった・・・・。




7月14日附記

この時の傷は翌日にはほぼ完治し、

その後も悪化することなく完全に治癒していった。

良かった。