2009年5月22日
04:50am
雉虎猫、勝手口で鳴く。台所へ。
猫被リを見上げ、空腹を訴え鳴く。
が、
待たされる。
曇り。
05:00am過ぎ
猫寄セに抱き上げられ、構われれる。
みにゃ
などと鳴く。三和土に坐り、外に出たいと訴える。
扉が開く。
勝手口に出る。
空を覆う鼠色の雲が速いスピードで北に流れる。
猫皿の水を飲む。
05:10am
門扉前で毛繕い。
猫寄セ、雉虎猫に出掛けの挨拶。
雉虎猫、毛繕いの手を止め、
にゃぁー
と鳴き、応える。
猫寄セ、喜ぶ。
雉虎猫、勝手口へ戻る。空腹を訴え鳴く。
05:12am
雲が払われ、つかの間の青空。
細い月。
朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約30g
約5g猫分け。
食後
直ぐ立ち上がり、枝折戸の方へ。
伽羅の生け垣の陰から散歩する犬を見る。
05:21am
再び雲が湧き始めた空の、
雲間に月。
外出。
通りを渡り、溝に沿い通りを歩く。
斜向かい家の一軒飛んで隣の家へ。
06:10am
帰宅。勝手口で鳴く。台所へ。
再び勝手口へ。猫皿の水。
間食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約5g(先程の猫分け分)
完食。
06:15am
猫皿の水。
庭へ。
庭を歩き回り、植え込みなどで獲物を探す。
寝室の壁の角で、鳥を見つめる。
06:20am
狭い家庭菜園で暫し疑似狩り(枯れ草)。
後、
仮想狩(物陰に隠れては仮想獲物目掛け、走る。)
06:25am
勝手口へ。
猫皿の水。通りを行く人を見る。
勝手口の階段を降り、門扉に顔を擦り付ける。
門扉の陰から通りを伺う。
後、庭へ。
物陰に隠れては仮想獲物目掛け、走る。
庭石に飛び乗り、辺りを見回す。(次のターゲットを選ぶ?)
昨夜から今朝にかけての風で、庭に散乱した発泡スチロール箱に、
潜りこみ、這い出る。
立ち止まり、暫し注視(虫?鳥?)。
庭で疑似狩り(蚯蚓)。
再び、
仮想狩(物陰に潜み仮想獲物目がけて走る。)
庭石に飛び乗る。
庭石の陰を歩く。
暫し立ち止まり、注視(鳥?)。
勝手口へ。
06:32am
門扉の前、鳥の声に顔を上げ、見上げる。
濡れ縁に飛び乗り、辺りを眺め、鳥を見上げる。
06:37am
濡れ縁を飛び降りる。(左足が前に出ている。)
後、
外出。
06:45am
帰宅、勝手口で鳴く。台所へ。
空腹を訴え鳴く、が、待たされる。
猫被リを見上げ、鳴く。待ち草臥れる。
06:53am
間食:猫飯 (白米ティースプーン1杯強+鰹節)
完食。
後、外出。
07:30am
帰宅。
居間の掃き出し窓から、居間のTV台の後ろへ入る。
後、掃き出し窓から外へ出る。
寝(簡易温室、床)(竜胆こと家人3・談)
09:00am
寝(簡易温室、段ボール箱)(竜胆・談)
09:40am
転寝(簡易温室、段ボール箱)
11:30am
みにゃー
と鳴いて抗議する。濡れ縁の前で鳴き、踠き、降ろしてほしいと伝える。
濡れ縁で伸び。
毛繕い。
一旦外出。
猫皿の水。
伸び。
暫し勝手口に坐り辺りを見る。
後
外出。
11:50am
帰宅。濡れ縁に寝そべる。
間食:納豆 5粒
完食。
後
再び勝手口に坐り辺りを見る。
後
外出。
01:00pm
眠(簡易温室、段ボール箱)(虎尾こと家人4・談)
02:00pm
眠(簡易温室、段ボール箱)(竜胆・談)
04:10pm
濡れ縁で鳴く。
間食:納豆 5粒
辺りに目配りしつつ、完食。
勝手口付近で暫し辺りを警戒。
後、
伽羅の生け垣の下へ。

鳥を見上げ、

辺りに警戒の視線を投げ、驚き、

簡単な爪研ぎ。(転位行動?)
後、
勝手口に坐る。
猫被リ、雉虎猫右わき腹にこびり付いた、抜け毛の束を外す。
雉虎猫、気分を害し、濡れ縁に上がる。

数分間苛立たしげに鉤尻尾の先を振る。

遣り切れない様子で段ボール箱に飛び込み、延々と毛繕い。
後、
濡れ縁の端に坐り、通りを見る。
05:20pm
掃き出し窓の前に台所の方を向いて坐り、悲しげに鳴く。
猫皿を取りに行く猫被リに伴走する。
夕食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g

完食。
食後、外出。
05:40pm
濡れ縁に戻り、寛いだ様子。
06:23pm
散歩する犬を眺める。
犬が通り過ぎた後、濡れ縁を降り、

勝手口の溝板の横の、空のプランタに上がり、犬が立ち去った方を見る。
門扉の陰に戻り、辺りに気を配りつつ毛繕い。
06:30pm

暫し、様子見。
後、
外出。
曇り。
07:00pm
外で、猫の喧嘩の声。
07:07pm
雉虎猫、庭石の上で警戒。
後、
狭い家庭菜園に移り、通りの方を警戒。
数分後、また庭石に上がり、辺りを警戒。
白猫、猫被リの姿を見、勝手口から枝折戸の脇を抜けて玄関へ走る。
玄関から再び勝手口側へ戻り、伽羅の生け垣の隙間から通りへ飛び降りる。
07:10pm

白猫、斜め裏の家の前に止められた車の下へ走りこむ。
暫し、車の下に蹲る。
雉虎猫、家庭菜園から勝手口へ。
階段を降りたところで、通りを行く車のライトを浴び、門扉脇へ退却。
白猫、散歩する犬を見、通りを三叉路の方へと去る。

雉虎猫、暫し門扉の陰から辺りを警戒、時折毛繕い。
07:20頃

雉虎猫、隣家の庭へ。引き続き警戒。
07:30pm頃
雉虎猫、隣家庭を小走りで裏(アメリ猫の住む家)の方へ。
08:15pm
不在(簡易温室、濡れ縁) (竜胆・談)
最近、雉虎猫は
夕食後8時過ぎ、或いは9時前迄、で歩いていることが多い。
庭の隅の暗がりや、隣家の庭、ご近所の庭等に居るのかもしれない。
雉虎猫はそうして薄暗い中で目を光らせ、余所の猫の侵入に備えている積りのだろう。
「余所の猫」にしてみれば、雉虎猫は、恐らく、
昨年の8月19日に現れて居付いた新顔に過ぎない。
共用地だった場所を専用地だと主張する、世間知らずの小娘かも知れない。
それでも雉虎猫は、ここから追い出されてしまうこともなく、簡易温室に棲んでいる。
雉虎猫の努力の賜か。
アメリ猫の親切のお陰か。
白猫の鷹揚さに負う部分が大きいのか。
猫関係は自分には然程分かりやすいものではないが
雉虎猫が今日も「自分のテリトリー」や「共有テリトリー」を歩き回り、狩りをし、眠り、
無事に一日を終えてくれてよかったと思う。