経験20年の臨床心理士が教える

起業で行動できるマインドセット

 

自信構築の専門家

日高潤子です。

 

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こんばんはニコニコ

 

 

 

今日は、前の記事の続きです。

 

 

前の記事はこちら ↓

成長したいなら、今の自分を○○すべき?

 

 

 

その記事でも書きましたが

 

自分は「まだまだ」ダメだ。

だから、「もっともっと」努力しなければ。

 

そんな思いで始まっている努力は

 

自己否定から始まっている努力。

 

これは、おススメしないのでした。

 

 

 

とはいえ、

そういうわたしこそ、

長い間、自己否定から始まる努力を

してきた人間です 笑。

 

 

心理療法についても

セミナーを受けたり、本を読んだり。

 

 

心理療法に役立ちそうなことや

 

心理療法と関係なくても、

自分を成長させてくれそうなことであれば

 

なんでも学びに行きました。

 

 

セミナー会場で

臨床心理士は、私一人しかいない。。。

 

ということもザラでした。

 

それだけ

同業者の臨床心理士が

ふつうは行かないようなものにも

参加して学んできたのです。

 

 

 

どうして、そこまで?

 

心の中で

 

「自分はまだまだだ」

「あれも勉強しなければ」

「これも知っていなければ」

 

とあせっていたからです。

 

 

 

その結果、どうなったか?

 

 

つかれました 笑。

 

 

といっても

学ぶことに疲れた、というのとは

ちょっと、ちがいます。

 

 

 

学ぶことは、ほんとうに

楽しい。

 

 

一つ一つ、身についていく。

知っていること、できることが増えていく。

 

自分について、人について、

世界についての理解が深まっていく。

 

その身についたことを

仕事で使えば、喜んでいただける。

 

それは、純粋にワクワクする

嬉しい循環です。

 

 

 

でも、同時に。。。。

 

 

どれほど学んでも

何を身につけても

 

「もうこれで充分」

 

とは、ならないのです。

 

 

 

 

なぜでしょうか?

 

 

思い出してください。

 

 

努力のスタートは

 

「自分はまだまだだ」

「もっともっと努力しなければ」

 

という思いでした。

 

 

どれほど努力しても

もう十分と思えないのは

 

この思いが

変わっていないから。

 

 

 

 

この思いがある限り

 

実際に、成長したかどうかに

まったく関係なく

 

必ず

いつも

 

「まだまだ不十分だ」

「もっともっと努力しなければ」

 

と思い続けることになります。

 

 

 

ということは、

 

どれほど努力しても

 

絶対に自分から認めてもらえない

もう一人の自分がいるということ。

 

 

 

この、

どれほど努力しても

決して「もういいよ。十分だよ」と

認めてもらえず

 

「まだまだ」「もっともっと」と

否定され続ける自分

 

 

 

この自分が

 

いったいいつまで?

あとどれだけ頑張ればいいの?

 

と、くたびれてくるのです。

 

 

この、

自分に否定される

もう一人の自分がいる限り

 

 

ほんとうの喜びや満足感

達成感は得られません。

 

 

ということは、つまり、

 

ほんとうの自信は得られない

 

ということです。

 

 

 

これが、よくいう

セミナージプシー

なるパターン。

 

 

 

ですから、

同じ「努力」をするのなら

 

自己否定からではなく

自己肯定からスタートしたい。

 

 

 

スタートが

自己否定か

自己肯定か

 

それによって

 

 

同じように

たくさんの時間とお金の投資をして

セミナーに参加し

「努力」するとしても

 

 

感じる思いは

全然ちがうものになります。

 

 

 

自分を否定していない

「努力」なら

 

純粋な好奇心と喜びだけで

進んでいける。

 

だから、そこに疲れはなく

長続きするし

 

学びの効果も高くなります。

 

 

 

 

これが、わたしが

自己否定から始める努力を

おすすめしない理由です。

 

 

どうでしょう?

 

あなたは、

どちらの思いから

「努力」しているでしょうか?