バズビー基金のあれやこれ | FEDisのニコニコ日記

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福島原発事故関連(怪しい商売をしているHP調査)、ゲーム攻略、アニメの感想…などなど。

要するに、その時に興味のあることを徒然と書いています。
テーマ別の索引をご参照ください。

今日一日でいろんな情報が得られ、まとまったようですね。
既にいろんなまとめサイト(個人ブログだったりTogetterだったり)が出来ているようですので、既に出遅れた内容をまとめるのもなぁ・・・

と思ったのですが、先の記事は多くの方に目を通して頂いたようですので、乗りかかった船、今日一日で僕が入手できた情報をまとめたいと思います。


1 所沢市上新井1286-2について
 これは詐欺の舞台となった
  ステムセルサイエンス株式会社(SCSKK)
 の所在地であり、またSCSKKの関連会社に名を連ねている
  株式会社ELIXCELL
 の所在地でもあります。

 この地番は 2009年9月5日 に変更になったようで、所沢市のHP(PDF)で確認することができます。
 旧住所地番の正確な表記は、

  所沢市大字上新井小字稲荷北1286-2

 だったらしく、新しい住所地番は先の日記に記載のとおり、

  所沢市上新井5-15-13

 となります。
 これはGoogle Mapで旧地番を検索しても、新地番が表示されることから間違いないと思われます。

 本日、この場所を現地確認して下さった方からリプライを頂きました。
バズビー基金の検証記事に登場してたステムセルサイエンスの本社所在地に今日、現地調査してきたのでご報告。当地は蛻の殻で営業実態はありませんでした。 twitpic.com/74kz8a

わざわざご足労頂き、本当にありがとうございました!

 9月の日記の際に少し書かせて頂いたのですが、当該住所地には以前、個人医院(整形外科)が所在したようで、その医院は現在、少し離れた場所に移転して診療を続けている様です。

 更にこの住所地でググってみると・・・こんなん出ました。\(^o^)/
  株式会社ジェイアイジ
  電話番号:04-2929-3121
  業種:各種コンサルタント

 この電話番号は、前述の 株式会社ELIXCELL と同番号であり、また "JIG ELIXCELL"でググると、以下のサイト(英文)がヒットします。

 World's First Patient-specific Pluripotent Stem Cell Company to Commercialize RGI`s Somatic Cell Reprogramming Technology; RGI and Tokyo Based JIG Establish ASCLEPIUS Therapeutics  2005/12/9

 当方、英語は苦手で長文を読むと寝てしまいます。(^^;
 そこを何とかナナメ読みしていくと、とりあえず目に留まったのが、

 JIG subsidiaries, RejuvaCell, Hygieia(JIGの子会社であるRejuvaCellやHygieia)
 JIG Corporation was established in 1999 by CEO James J. Ryan
 elixcell (JIG), Inc
 TEL:81-4-2929-3121

 といった箇所でした。
 (難病に苦しんでいる3歳の寝たきりの息子の治療法を見つけるためにRyanが設立…という文章は華麗にスルーw)

 と言うわけで、ELIXCELLとJIGは同一と考えていいと思います。
 JIGというのは、昨日の日記に記載したとおり、SCSKKの経営権を1万円で買取り、知人に株を1000万円で売りつけて詐欺と認定された、あの医療ベンチャーのことですね。

 で、電話番号で更に検索を続けると、以下のブログに到着しました。

  医療ジャーナリスト野村恭子の世界の最先端医療、最前線!
   糖尿病は既に治療方法が見つかっていた!世界で800人以上が完治済み! 2007-07-15 23:35

 この記事内に連絡先としての同電話番号と、
  詳しくは、www.jig-inc.comをご覧下さい。
 
 の記載が。
 そこで、jig-inc.com にwhoisをかけると・・・

  registrant-firstname: James
  registrant-lastname: Ryan
  registrant-organization: JIG

 うん、間違いようですね。

 因みにこの方・・・野村恭子さんはブログをお二つお持ちのようでこんなのもヒットしました。
  医療ジャーナリスト野村恭子の世界の取材、最前線!
   子供達の心臓移植について!心臓移植に変わる世界の治療方法! 2007-07-17 10:37

 この記事内に連絡先として、やはり同電話番号と以下の記載。
  幹細胞移植による心臓病の治療では世界トップの実績を持つ会社の日本語版のホームページである
   www.japan.rejuvacell-therapeutics.com
  
  このアドレスにwhoisすると・・・ご想像のとおり、

   registrant-firstname: James
   registrant-lastname: Ryan
   registrant-organization: JIG

 ・・・この野村恭子さんって、いったいどなたなんでしょうねぇ?(^^;
 (帝京大の野村恭子先生ではないようです。念のため。)

 話が大きく横道に逸れましたが、結論としては詐欺行為を働いた(と一審に認定された)JIGとELIXCELLは同一で、2006年には稼働を始め、2007年頃にはブログ等を利用して活動をアピールし、同時にSCSKKを買収していた、と。

しかし、この住所地の前の使用者が個人医院(整形外科)だったというのは・・・偶然?
とにかく医療が絡んでくるんですよね、Ryanは。(´・ω・`)


2 バズビー氏、訴訟問題には関与してないが「好きにすればいいのさ」

 件の訴訟問題ですが、バズビー氏ご本人に直接問い合わせをされた方がいらっしゃるようです。
 togetterにまとめられていますが、こちらにも転載しておきます。

彼に今回の騒動を知っているか聞いてみました。
御用学者訴訟予告についてのバズビー氏の回答:

No. I know nothing about this case except that it is happening....

I do not believe that the CBFCF is even a legal entity so whatever Mr Ryan does is done by him personally.

I would like to see the legal writ translated into English

But good luck to him if he can bring down a few dishonest scientists even by threatening them, the publicity is good even if he loses.

I am not an expert witness nor any part of this.

バスビー氏は訴訟騒ぎに関与してない模様。結局詳しいことは聞いておらず、裁判の証人にもならないし、全く関わるつもりはないらしい。CBF-CFがNPOとして正式な団体でもないだろうし、飽くまでRyan氏個人の訴えになるという予想を述べている。


…まぁ、なんというか、ご自身の研究以外には興味がない、という研究者肌な方なんでしょうね。

しかし、
 「裁判に勝って御用学者が痛い目を見れば儲けものだし、もし負けてもRyanにとっていい宣伝になるだろう」(超意訳)
とは、クールにも程がありすぎる…迷惑な話ですよね。(´・ω・`)


えーと…あれ?
もうひとつ書こうと思ってたことがあったような・・・?

記事ひとつ書くのに2時間以上かけてたら、忘れちゃいますね。(--;
思い出したら、また日記にします。

日が変わりそうなので、今日はこの辺で。