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ナイト業界向け居酒屋で成功。

 ナイト業界向け居酒屋で成功。

 先週、名古屋の居酒屋「やぶ屋」の社長、横瀬武夫さんを東京の六本木店で取材しました。名古屋で12店、東京で6店、仙台で1店展開しています。

 3/11には、新業態の串揚げなどフライ料理「フライの一八」を名古屋・今池にオープン。不況の時代に合わせ、客単価を500円安くした業態です。家族、カップル、女性同士、ご近所の方々など幅広い年齢層が来店。まだ日が浅いですが、大ヒットの予感だそうです。

「やぶ家」が1995年の開業以来、支持され続けてきたのが、ナイト業界。ホスト、ホステス、風俗などナイト業態で働く方々。また、お笑いなど芸能関係の方々も多いそうです。同店は24時間営業の店もあるくらい、深夜~早朝の営業に力を入れています。深夜からの売上が5割を超える店もあるそうです。

 客単価3千円を切る居酒屋にもかかわらず、ドンぺリがオンメニューされているのに驚きます。ナイトの方々がお客なら理解できます。不況の影響はあるようですが、ナイトの方々の早朝飲酒の習慣は変わらず、底堅いと言います。

 東京では並木橋、溜池と、まずは会社員の多いエリアに出店しましたが、昨年は歌舞伎町、六本木とナイト市場を追いかけて出店。口コミで広がる世界なので、じわじわと売上が伸びているそうです。

 ニッチなターゲットに狙いを定めて、成功している例です。

「kawara」「HiKaRi」などカフェダイニングを展開するエスエルディーも、アパレルなどのショップで働く方々をターゲットに定めています。先日会った、表参道でカフェの開業を予定している方も、同様にショップで働く方々に狙いを定めていました。

 ターゲットの狙いを定めれば、集客策も効率が良くなります。エスエルディーは開店前に周辺のショップを巡回し、レセプションに招待。ショップにフライヤーを置いてもらったり、そこのお客に口コミで紹介してもらったりしています。

 ターゲットを絞れば、攻めやすいですよね。


安田正明 

フードリンクニュース http://www.foodrink.co.jp/

ツイッターをビジネスに使ってみよう。

ツイッターをビジネスに使ってみよう。

 週刊ダイヤモンド1/23号で紹介されたツイッターが私の周りで話題です。かく言う私も、この雑誌を機に、ツイッターのアカウントを持ってみました。クローズドなミクシーとは異なり、自分が興味を持った方のつぶやき(ツイート)を自由に読み(フォローする)、そのつぶやきに自由に返信することができます。

 これを活用して、テーマを決めて、世界中の方に何月何日の何時にパソコンの前に集まって話し合おうと語りかけ、バーチャルな会合が開かれたりしています。

 一発言は140文字という制限があるため、短い言葉のやりとりで会話が進んでいきます。私も覗いてみましたが、凄いスピードで会話が進み、その間に入り込むのは勇気も要り、反射神経も要るようです。

 今、ツイッターをビジネスに使うことが話題になっています。ツイッターで、今現在空いている席を埋めるため、その場でタイムリーなクーポンをツイッターで発行するなど既に頻繁に行われています。

 その取材の過程で、ネット業界の方から、外食業界でツイッターを集客に使っていることで有名な方がいると聞きました。それが、「豚組」という豚しゃぶやとんかつ店を展開している、株式会社グレイスの中村仁さんです。

中村さんはクーポンを発行することではなく、ツイッターでつぶやく方々のリーダーに
アプローチし、「豚組」への集客に繋げています。「ぐるなびよりも遥かに費用対効果が
高い」と語っています。

 その中村さんのセミナーを、2/24(水)14時から開催します。

http://www.foodrink.co.jp/seminar/seminar100224.php

 ツイッターを始めたものの、私もそうですが、いま一つ活用方法が分からないという方が多いと思います。

 デフレが一層進む中、客単価の高い業態の方々は出口が見えず、苦しんでいると思います。是非、そんな方々にツイッターを活用してみて欲しいと思います。今のツイッターユーザーは高学歴で収入が高い方が多いようですよ。

ネクストリーダーを発掘し続けます。

 ネクストリーダーを発掘し続けます。

 年に1度のフードリンクセミナー祭。その年に活躍するとフードリンクニュースが選んだ外食業界のネクストリーダーを紹介し続けています。今年は第4回目。

 第1回は、2007年5月。千葉で居酒屋を経営し、居酒屋甲子園の設立メンバーである一家ダイニングの武長太郎氏。そして、2008年外食アワードを受賞し、昨年マスコミを賑わした、エムグラントフードサービスの井戸実氏。ロードサイドのハイエナのキャッチフレーズが有名ですが、それは2007年8月のフードリンクセミナーで生まれました。

 第2回は、2008年3月。生産者を押さえる戦略で、2008年を駆け抜け、外食アワードまで受賞したAPカンパニーの米山久氏。ベルギービアカフェを丸の内、銀座など一等地で展開するアクアプランネットの福政惠子氏。そして、今年、「とんかつ 坂井精肉店」を積極出店しているユナイテッド&コレクティブの坂井英也氏。坂井氏はお母さんも講演を見に来てくれました。

 第3回は、2009年2月。現代版居酒屋とも言えるカフェ&ダイニングを展開するSLDの青野玄氏。証券会社から農業に転身、そしてレストラン経営に乗り出したろのわの澁谷剛氏。屋台の併設など低投資で出店を続けるサブライムの花光雅丸氏。

 2009年の外食アワードが1/22に発表されましたが、過去3回のフードリンクセミナー祭で紹介したネクストリーダー8名の内、2名が外食アワード受賞者が誕生しました。

 2007年の外食アワードを受賞したダイヤモンドダイニングの松村厚久社長の初めてのセミナーは、2005年9月の第39回フードリンクセミナーでした。

 そして、第4回フードリンクセミナー祭を3/11に開催します。

 フードリンクニュースは、今後も次々と新しい外食ネクストリーダーを発掘し、世の中に知っていただくよう努めたいと思います。それが、理念『【外食ルネッサンス】30兆円市場を復活させよう』に繋がると確信しています。
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