子供達にありがちな、練習は練習…

ドリブルやリフティング、パスやトラップ、
パス回しやシュート練習も全て、一場面での練習と捉えてしまう。

マーカーやコーンを使ったドリブルは、
マーカー、コーンだと思ってやるのと、
これは相手だ!と思ってやるのでは、差が出る。

もっと言えば、試合を想定し、ルックアップしながら練習することが望ましい。

リフティングも試合を想定し、高く上げたり、相手の頭を越して背中を取るイメージをしてやれば、試合で使うことは可能です。


ある程度ドリブルやリフティングが出来るようになると、対人での練習を増やし、生きたボールの扱いを身体に覚え込ませる。


年齢が低いほど、上手くはなれますが、
今からでも十分間に合います。


どこでどのような練習をしても、やれと言われたからやってるだけでは、試合で活躍することは出来ません。


しかも、出来ないから、何となく時間稼ぎで靴紐を結んでみたり、誰かの後ろに回ってみたり…


チーム内での紅白線では、やらされている子は良くわかる。


ボールが来た時にしかプレーしないようでは、
レギュラーは程遠い。


例え、逆サイドでの出来事で失点してしまっても、ブラインドサイド側の責任もある。

サッカーは誰か1人のせいで負けるということは、ほぼありません。
逆に誰か1人のおかげで勝つこともない。


全ての要因が複雑に絡み合い、勝敗が決定します。


よく言われる、「負け試合の方が学ぶことは多い」というのは、間違いではない。


前にも書いた通り、そこには、反省がうまれるからです。


では勝った試合では?


これも同じように、ミスや失点など、その事を反省し、1人1人が1つでも修正点を見つけることが出来れば、同じように成長することは可能です。


残念なことに、現在のチーム内にその意識は薄い。


練習を見ればわかる…
紅白戦を見ればわかる…


話をして、聴いてくれているのは半分くらい。


今、後悔することはありません。

後悔は後から悔しいと書きます。


急激に上手くなることはありません、毎日の積み重ねた努力により上手くなれるのです。

今日やったことが、明日にすぐに生きることは少ないかもしれません。

しかし、やったことは少しづつ自分に蓄積され、
やがて溢れるほどの経験となり、そこではじめて
様々な事柄に対応出来るようになります。

試合を経験する。
失敗を経験する、そして成功もする。

それに付け加えて、練習での経験も多いほど良い。


試合には出たいけど、練習を経験しない…


少ない経験よりたくさんの経験の方が、試合で活躍出来るのは、当たり前です。

その為に、楽しく、わかりやすく、そしてハードに練習して行こうと思うので、


みんなしっかりついて来て欲しいです^_^