今日は「船橋ハッピー創業塾大交流会」に参加してきた。僕は船橋ハッピー創業塾の5期生である。ちょうど「Singularity Crash」の稽古期間とかぶって行われていた。そこで創業に向けての具体的なノウハウを、仲間とともに学ぶという非常に貴重な体験をさせてもらった。創業塾自体は7期をもっていったん区切りがついたのだが、1期から7期までの「卒業生」が集まって交流しようというのが今日の会だった。創業塾の塾生はのべ300人ほどいたそうだが、今日はその約3分の1の95人が集まった。
まず、くじ引きで決まったテーブルに着き、グループディスカッションを行った。ひとつのテーブルには5、6名ずつが座っていて、各自1分半の持ち時間で自己紹介と「お題」について話す。その後、それを聞いた他のメンバーがその人の話のポジティブな感想を付箋に書いて伝えるという流れだった。1回シャッフルがあり、最後は予め業種別に分けられたテーブルで、悩み事等の意見交換を行った。



5期に参加していた時もそうだったが、一口に「起業」「創業」といっても、本当に様々な業種があり、様々なやり方でスタートし(またはスタートの準備をし)、様々な現状がある。同じ期の人でも全員と話をしたわけではなかったが、こうして他の期の人とお会いしてみると、さらに色々なバリエーションがある。既に創業して数年が経ち、順調に軌道に乗っている人もいれば、壁にぶち当たっている人もいる。まだ起業を模索している段階の人、方向転換をした人もいる。また、意外なところに接点がありそうな人もいた。
皆さんのお話を聞いていると、それだけで楽しいし、とても勉強になった。また、僕の話に対してのご質問をいただき、そこで意見交換ができたりもした。新しい発見がいくつもあったし、抱えている悩みもよく分かった。創業塾に参加していた時点では僕はまだ起業していなかったのだが、実際にやってみると難しいことばかりだ。だからこそ問題意識を共有できるし、共感もでき、「同志」のようにも感じられる。本当に皆さん頑張って、悩みながらも前に進んでいるんだなと実感した。



たとえ同じ職種であっても、創業の動機も違うし、スタート時点の条件も違う。だから、誰かの成功例は参考にはなるとしても、そのまま別の人に当てはまるわけではない。そういう意味では、講師が一方的に「教える」形をとることが多いセミナー形式よりも、こうしたグループディスカッションの方が、遠回りなようでいて実はより効果的なのかも知れない。今はやりのアクティブラーニングのようなものだろうか。ただ、目標や到達点は各々違うので、どこかに「正解」があるわけではない。基本はトライアンドエラーで、少しずつ修正していくしかないのである。だからこそ、こうして様々な業種の人と話せる機会は貴重なのである。
ただ、人数が多いということもあるが、ディスカッションの時間があまりにも短かった。本当はもっと深めたい、突っ込んで聞きたい、話し合いたいと思うことがあっても、すぐに時間がきてしまう。しかも、参加者全員とお話しできるわけでもない。会の性質上やむを得ないのだが、そこだけは勿体ないなと感じてしまった。そうかといって、それを解決するための妙案が僕にあるわけではないのだが。2時間半の交流会の後に懇親会があったので、そちらに参加できればもっといろんな人達とお話しができたのだろうが、僕は行かれなかった。逆に僕と話をしたかった人もいたようだ。これだけの人数が集まることはなかなかないと思うので、その機会をフルに生かせなかったのは残念だった。



とはいっても、普段は同じ業界の人との関係がどうしても主になる。特に僕の関係している業界はいささか浮き世離れしているので、特殊性が強く、関わっている人達もちょっと特殊な感じだ。時にはこうして全く違う業種の人達と出会って話すと、とてもいい刺激になる。実は最近いろいろあって、ちょっと挫折感を味わっていたところだったのだが、皆さんの頑張りや強い意志、事業への思いを肌で感じ取って、自分も前を向こうという気持ちになれた。この交流会のサブタイトルが「出会いはチャンスの宝箱」であったが、まさにその通りの会だった。
この機会を提供して下さった商工会議所の方々には感謝を申し上げたい。また、この交流会は、創業塾の各期の卒業生から選ばれた運営委員の人達が、陰になり日向になり活動して下さったからこそ実現したのである。当日も受付や司会進行等々、動き回っていた。ご自分の貴重な時間と労力をこの交流会のために提供して下さった運営委員の人達にも、この場を借りてお礼を申し上げたい。
商工会主催の交流会は今回のみのようだが、今後有志で不定期に開催していく計画だそうだ。是非また参加したいと思う。



先に書いたように、僕がやっていることはだいぶ特殊なので、他の人達からはちょっと浮いた感じだなと参加するまでは思っていたのだが、決してそんなことはないんだということを感じることができた。みんな自分のやりたいことを形にして、それによって顧客に喜んでもらおうという思いは同じだ。ビジネスというのはシビアなもので、利潤を生み出さなくては意味がないのも事実だが、根底にその思いがないとやはりだめだと思う。大企業ではなく個人事業として何かをやることの本当に意味はそこにある。小規模だからこそできることがあるはずだ。
僕は1人じゃない。そう感じられたことが、もしかしたら今日の一番の収穫だったのかも知れない。



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Woody夢色音楽祭でMCに進出?

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先日終了したばかりのWoody夢色音楽祭だが、もう来月の予定が決まっている。月一で定期的に開催していく予定だそうである。先日のvol.2「まふゆの陣」での僕とRENさんの朗読が好評だったということは前のブログで書いた。とりわけ、主催の西村守正さんが非常に気に入ったようで、RENさんの著作を2冊とも買ったほどである。そんなこともあり、「次回も是非」というお話をいただいたので、RENさんと相談した結果、お受けすることにした。RENさんの言葉が面識のなかった人を動かしたわけで、これは凄いことだと思う。
次回のvol.3「弥生の陣」は3月21日だ。次もRENさんの朗読用脚本で、僕と彼女が朗読することになる。初回はうまいこと分担ができていたし、BGMとのバランスもよかった。初回が好評だった場合、お客様は最低でもそのレベルか、それを上回るものが出てくるはずだと期待している。そのご期待に応えて、なおかつそれを超えるものを作らなくてはならない。



テキストは「破壊から再生へ」をベースにするわけだが、それを朗読用に再構成するのは、一から創作するのとはまた違った大変さがあるだろう。それを短期間でできるのかという問題がある。RENさんもそれで最初は躊躇したようだが、またとないチャンスなのでやることにしたという。大変なことだと思うが、やってみるとかなり面白い作業ではあると思う。今度はどんな本が上がってくるのか僕も楽しみだ。
伝える方としても、さらに表現力に磨きをかけておかなくてはならない。RENさんの言葉の質感とリズムを如何に体現するか。そして、如何に彼女と息を合わせるのか。ここを初回以上に大切にしたい。とはいえ、あまり考えすぎてもいいことはない。ほどよく自由に、楽しみながらの方が、かえっていい結果がでることもしばしばある。余計な力が入りすぎると空回りする可能性もある。そこは意識して、当日のライブ感覚を楽しみたいと思っている。RENさんとの打ち合わせはこれからだが、それも楽しみである。



そして、次回はMCを務めさせていただけることになった。実は初めての経験である。司会といえば、ずっと前に友人の結婚式でやったくらいである。でも、ずっとやりたいとは思っていた。前回は西村さんがやっていたのだが、出演もする、裏方もする中での司会は本当に大変そうだった。だから司会を引き受けることにしたのである。以前myria☆☆の遥川ひまりさん主催のイベントに参加した時にも、確かMCがいた気がする。それを思い出しつつ、何となく進め方のイメージはあるので、それでやってみようかと思っている。出演者とお客様を繋ぐ役目を担えればいい。
最終的にどんなラインナップになるのか見えていないが、それがある程度固まったら、西村さんと打ち合わせをしてどうやって進行するかを決めることになるだろう。とにかく、より面白いイベントになるように力を尽くしたい。3時間という長丁場ではあるが、自分のご贔屓の出演者以外にも関心を持ってもらい、ぞれぞれの出演者のファンが増えるようになればいいし、お客様同士が交流できたりもすると面白いだろう。



こういう話を「まふゆの陣」の翌日に西村さんとしていたのだが、どんどん夢が広がっていった。経営的に軌道に乗せるのは大変だと思うが、例えば2部構成にするとか、さらに雑多なジャンルの出演者を揃えるとか、やろうと思えばいくらでも面白くなりそうである。Woody夢色音楽祭のキャラクターもいるそうで、そのグッズも作りたいという話も飛び出し、大いに盛り上がった。僕のユニット・Favorite Banana Indiansとの連携も考えられる。もう既に次回のチラシに名前を入れてもらっているが、まだ完全に連動しているわけではない。
いずれにしても、まだまだ変化・進化する余地のあるイベントだ。これからも毎月やっていくそうなので、先が楽しみである。僕もレギュラーのMCになれるように頑張ろうと思う。勿論、RENさんとの朗読にも全力を傾けて、先にも書いたように、初回よりもいいと思ってもらえるようにしたい。



Woody夢色音楽祭vol.3「弥生の陣」の詳細は、決まり次第こちらでも告知するので、今暫くお待ちいただきたい。



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昨日は「夢色音楽祭『まふゆの陣』」。朗読の本番だった。午前中にリハをやり、12時にスタート。僕達の出番は3番目だった。ライブイベントというのと歌や演奏が主流だが、このイベントはちょっと毛色が違う。主催者でもある西村さんは、自らギターをバックに歌っただけではなく、前回、前々回とFavorite Banana Indiansの舞台に出演した松坂南さんとの2人芝居もやった。やはりFBI公演に2回出演している坂元瑛美さんはミュージカルナンバーを歌った。グループやピンのアーティストが取っかえ引っかえ出てくる一般的なライブとはだいぶ趣が異なり、お客さんの入れ替えも殆どなかったように見えた。
僕とRENさんは、彼女の著作「破壊から再生へ」を朗読用に書き換えたテキストを2人で朗読した。初めてのことでRENさんは相当緊張していたようで、終わってからも震えが止まらないと言っていた。僕も久々に人前で何かするので少々緊張したが、読み始めてふと顔を上げると、客席が殆ど見えない。これならいけると思った。ただ、本当に言葉が届いているのかどうかが、その場では確認できなかった。お客さんのリアクションが見えないからである。1曲目が機材トラブルで出なかった時はどうしようと思ったが、これは読み始めるしかないと思って始めてしまった。RENさん的には、1曲目にかなりこだわりがあったようで、非情に残念がっていた。



やってみたら、想像以上の手応えがあった。前回も書いたが、RENさんは役者ではない。しかし、自分の言葉を自分で読んでいるというインパクトとリアリティはあった。そんじょそこらの役者がテクニックだけで読むのに比べて何百倍もいいと思った。それもこれも、彼女の言葉自体に力があるからだ。彼女の半生が凝縮した言葉。頭の中の空想ではなく、経験に裏打ちされた言葉。だからこその重みがある。それを淡々と読むことで、かえってそれが伝わる。稽古してみての印象に書いたのと同じことを、今日ステージの上でも感じた。
僕の読み方と、彼女の読み方の違いが、かえっていい効果を上げていたという感想もいただいた。僕はRENさんの言葉を読んで自分が感じたことを、「表現する言葉」に変換する訓練を受けてきたし、経験も積んできた。だからその通り素直にやった。役を演じるのではないので、如何に言葉自体に込められた「思い」を自分の中に落とし込んで出していくかだけに集中した。その僕とRENさんが交互に読んでいくという構成がうまく効果を発揮したのだろう。
そこに「ライブ」独特の空気感が加わった。RENさんも「稽古の時よりうまくできた」と言っていたが、そういうことなのだと思う。「ライブ」には神様がいる(同時に悪魔も潜んでいる)。
当初これはFavorite Banana Indiansの番外公演で普通の芝居として上演することを考えていたのだが、結果的にはこちらの方がよかった。普通の舞台でやったら、RENさんの言葉の密度を十分には伝えられなかっただろう。



直前の西村さんと松坂さんの2人芝居がよかっただけに、この朗読がどんな風に受け取られるかが些か不安だったが、全く別物として捉えてもらえたらしい。何かが伝わったことは分かったので、やってよかったと思う。朗読というのはなかなかに奥が深い。ただ読めばいいというものではない。動きがないものをずっと見続ける(聞き続ける)というのは、結構大変なことだ。普通の舞台以上に、お客様を引き込み、集中してもらうのが難しいだろう。これはこれで結構勉強になる。西村さんが「次回も出て下さい」と言ってくれているので、いっそのことシリーズ化するというのもありかも知れない。いや、単に思い付きである。
西村さん、松坂さん、坂元さんの歌を聞くのも初めてだったし、結構楽しめた。(このことについては稿をあらためる。)非情に貴重な時間だった。この音楽祭が、より大きく、より面白いものに育っていくといいなと思う。そのために協力できることはしていきたい。
この音楽祭を企画し、発表の場を提供してくれた西村さん、そして素敵な言葉達を紡ぎ出してくれた原作者のRENさん、一緒に参加した皆さん、そして連休の最終日の早い時間にもかかわらず足を運んで下さったお客様に、心から感謝したい。RENさんともまた何らかの形でコラボできれば嬉しい。



次回の「夢色音楽祭」は3月『弥生の陣』である。どんな出演者がどんなステージを繰り広げるのか(そしてそこに僕はいるのか?)、今から楽しみである。



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