SMILE / L'Arc~en~Ciel | Sink

SMILE / L'Arc~en~Ciel

SMILE

流石はラルクと言いましょうか。復活シングル2枚がどちらかと言えばシンプルな曲だったので、アルバムもその流れを引き継ぐのかな~と思ってたら、見事に裏切られましたね。いつも以上に様々なジャンルの曲が詰まったアルバムだと思います。久々のリリースなのに、よくここまで色んな種類の楽曲が出来たものですね。

一曲目の「接吻」は最初は渋い曲だなと思わせられるメロで始まるんですが、サビは突き抜けるような高音に酔う美しい調べに突如変調。別の曲ですか?と問いたくなる程二面性が高い曲です。三曲目の「Lover Boy」はhydeの地を這うような低音ボーカルを味わえるハードなナンバー。と、序盤の流れは大好きですね。

続いてどポップな「Feeling Fine」、「Time goes on」の後の「Coming Closer」が個人的にイチオシ。スケールの大きいドラマティックな楽曲で、ただただ圧倒されます。Kenの本領発揮と言った感じがしました。アルバム曲では一番好きですね。

と言う事でやはりラルクは一筋縄ではいかないと思い知らされたアルバムでした。実に3年半振りのアルバムなのに、全然勘が鈍ってないと言うか。次はどうなるんだろう?と言った期待も多いに持たせてくれる作品です。
個人的には輸入盤を購入する事をお薦めします。日本盤はCCCDで音質が悪く、せっかくの再始動に水を差された感があるので。DVDが別に要らないのなら是非とも輸入盤を!

Most Favorite Song   瞳の住人

こんなバラードを待っていた!とシングル発売からすぐに気に入った曲。幻想的な雰囲気漂う中で歌うhydeの図が浮かんでくるようで、ラルクの名バラードの一つになるでしょう。・・・それにしてもサビでのあの超高音には唖然とさせられました。