-伊達男日和--101022_0231~01.jpg
ベルンです。




今まで沢山の洋服の完成を見届けて来たが、やはり洋服は生地が要である。




日本人はどうしても細かいディテールに拘ってしまうが、


本切羽だろうがお台場だろうが、バルカポケットだろうがそうでなかろうが、そんな事は大した問題ではない。



やはり作り手のハートありき。

後、“何故自分はこの生地を選んだ(又は選んでもらった)”のか。



そこは凄く大事なところ。


言うなれば車のボディだ。


ライトがこうだマフラーがこうだと言うのは分かるが、ボディが自分に似合っていて、かつカッコいいかが大事に決まってる。





私は普段生地が入っている通称“ブック”を持ち歩いている。



だが、時々そのブックの中では表現しきれないときがある。



その時は、商売なんぞ関係ない。


片っ端から生地屋を駆け巡り、自分のイメージにピタッとくるものが見つかるまで探す。



世界には何万何十万という生地があるからこそ、



生地との運命の出逢いも、未来のパートナーとの出逢い位感動出来るのだ^^






ベルンでした。