BERUNです。


わたしは本屋に行くとファッション誌を読みますが、カルチャー誌も読みます。


いつもBRUTUSは立ち読み程度ですが、今回は大変興味深かったので購入しました。



-伊達男日和--100819_2313~01.jpg




東京の都心は西から東へ流れているという特集だが、まさしく時代の流れはそうなるでしょう。


この特集ではスカイツリーの建設に伴い下町もどんどん変わっていくとスカイツリーに便乗していますが、

スカイツリーにあやかるわけでもなく、今時代は確実に原点回帰を求めています。



時計大手メーカーの「シチズン」も、なんと今年から昔の時計のディテールを再現した「クラシックモデル」を発売しました。


今まで新しいもの新しいものと積み上げてきた積み木に、みな限界を感じていると思うのです。



積み上げられないのなら下ろしてみようか。


すべて下ろしたとき、一番下にあった積み木が本当は最も力強く美しいものだった。


究極、シンプルが一番。


ただ、それを身体で理解するまでの過程で、色々試すのはとても大事なことです。


「ダサい」と言われたもの、もしくは言っていたもの、


それが色々突き詰めていくと物凄い格好良かったりもします。






話は反れましたが、

下町には未だに古き良き日本が残っています。



創業300年。



そういう言葉を耳にするのは東京ではやはり東の方です。



究極、デニムは5ポケット。


テーラードJKTも、100年前の形から大きな変化はしていません。






ただ新しいものを作り続けることが新時代を作るとは限らないのではないでしょうか。



忘れ去られていた昔のディテールが、今は物凄いクリエイティブに見えたりもする。


今のモード業界も過去の産物からのインスパイアがほとんどです。



今一度、ファッションの歴史を紐解いてみよう。





ベルンでした!