ベルンです。





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最近毎日のように日差しが強いので、必ず外出時はハットを被っています。



盛夏の時期、脱いだスーツの汗が完全に乾ききるのは一晩以上かかるのではないでしょうか。


着用したスーツは“最低”2日休ませる、

理想はモチベーションの下がらないスーツをまずは5着揃えていただきたいです。

月~金。
そして土日は休ませましょう。

このようなルーティングでいくと、月にそのスーツを着る機会は約4回。


このくらいの着用頻度でいくと、気に入っていたスーツも長く着続けていけるはずです。




一昔前の夏のスーツ生地は“モヘア”か“麻”が基本でした。


互いに独特な成長感があり、まさに夏にもってこいの生地感なのです。



しかし今は、薄手の“ウール100%”の背抜きのスーツを作り、春も秋も着る。

そして上にコートを着てしまえば、冬も着られるから問題ない。

という方が、残念ながら増えてきてしまっています。



昔の人のように、スーツは春夏秋冬、季節によって着る物は分けたほうがいいのです。

その季節季節にいい部分も悪い部分もあります。

そのメリットデメリットをいずれも解消してくれるのが、季節素材だからです。



春/秋はコットンスーツ、アイリッシュリネン
夏はモヘア、麻
冬はカシミア、アンゴラ、アルパカ、ウール(フランネル)など、


全ての季節でスーツの表情は変わるものです。



季節ごとに5着スーツを持っていたとして、それが4シーズンなので20着。


一つの季節が3ヶ月だと計算すると、季節ごとにそのスーツを着る回数は、

1ヶ月に4回×3ヶ月=12回



一年間でそのスーツを着る機会は約12回。


そのような数え方をすると、1着を10~20年着ていくことが容易にできることがお分かりいただけることでしょう。



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人間も週7で働いたらすぐにガタが来てしまうように、衣類も休ませるときは休ませましょう。



ベルンでした!