タイドアップは忘れない。

今日江戸川の花火を見に行って来たのだが、皆浴衣を着ている中、一人シャツにベストにネクタイにハット。


明らかに浮きまくっていた。


私のメンターも常にタイドアップは忘れないと言う。


山を登るときは、ノーフォークJKTにフランネル素材のパンツにカントリーブーツ。


タイドアップという文化は礼儀であり、相手への配慮である。


カジュアルウェアで個性を出そうと燃焼している人は無数にいるが、リアルクローズ(スーツやJKT等のスタイルの総称)で個性を出している人は限りなく少ない。


何故なら、

リアルクローズでの個性の表現はかなり難しいもので、やりすぎるとカジュアルになるし、やらなさすぎるとただのサラリーマンになってしまう。




これは少しエゴが入ってしまうかもしれないが、メンズファッションを突き進んで行った先の最終地点は絶対にリアルクローズだ。


全てのジャンルを経てきた人が行き着く、リアルクローズという無限に広がる底無し世界。


過去を掘り出してもキリがなく、新しい物を追い求めすぎてもリアルクローズという難しいルールに乗る事が出来なくなってしまう。


だからなのか、リアルクローズを追求している人は知的な人が多い。


私はまだ追求している身分でも何でもなく、ようやく靴を履いたところ。


これから無限に広がるリアルクローズという世界の門を叩こうと動きだしたばかりだ。



日本のリアルクローズ業界が沈んできている中、

私は叫び続けたい。

声が枯れても心が枯れなければ何だって出来るんだから。