北島康介選手ロンドンオリンピックゴーグル
惜しくもメダルを逃しましたが、北島康介選手が今回のロンドンオリンピックで使用しているゴーグルはやっぱり注目されているようです。以前も書きましたが、北島康介選手が使用しているゴーグルはデサントが展開している「アリーナ」ブランドのアクアフォーススイフトです。
これも書きましたが、100メートル、200メールとも世界記録で優勝した2003世界水泳バルセロナの時に使用していたゴーグルをイメージして、ミラータイプのイエローベースになっています。
仕様は4月にも使っていた、ブルーのと同じですが、アイカップの他、鼻ベルトとベルトもイエロー。
このデザインは来年展開するモデルですが、先週から一部店舗で先行販売されています。アリーナショップなどでも、オリンピック開幕にあわせて先週末ぐらいから販売しています。(先週はありましたが、現在もあるかどうかは不明です。)箱も着用モデルのシールが付きました。
ただし、注意点があります。イエローベースのモデルにはイエロー×イエローとイエロー×スモーク二つのタイプがあるということ。
テレビを見る限り、ロンドンオリンピックで使っているのはイエロー×イエローのようです。オリンピック前のサンタクララ国際招待ではイエロー×スモークを使っていましたから、屋外と屋内で使い分けているのでしょう。
ロンドンオリンピックのインタビューを見ればわかりますが、北島康介選手のゴーグルは横から見ても、付けてみてもイエローですね(下)。
一方、ロンドンオリンピックのテレビガイドなどにも掲載されている、サンタクララ国際招待で使っていたイエロー×スモークの場合、鼻ベルトとベルトはイエローで、前から見てもほとんど同じに見えますが、横や裏から見ると黒っぽく見えます(下)。
200メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した立石諒選手もアリーナですが、こちらのゴールド×レッドは先行販売ではなく、普通に販売されているものを使っているようです。
また、水着についても、北島康介選手はデサントと水着等のスポーツウェアに関するアドバイザリー契約を締結しているので、当然デサントが展開するアリーナの最新モデル「アクアフォース インフィニティー」ですが、ロンドンオリンピックで北島康介選手、入江陵介選手、立石諒選手が使用している競泳日本代表選手団サプライデザインは、日本選手権で使った黒×青ではありません。前後ともに黒×黒で黄色の『arena』ロゴをプリントし、ひもも黄色にするなど、北島康介選手のゴーグル同様にイエローをベースにしたもので、同カラーモデルもアリーナショップのほか、一部の専門店で7月末から数量限定で販売されています。
ただし、資料写真を見るとジャパンのマークが入っていないなど、販売されている水着は実際に選手が着用するモデルとは、デザイン、ロゴの大きさ等が違うそうです。
ちなみに、背泳ぎの入江陵介選手の鼻ベルトとベルトが赤のゴーグルについては、まだ確認していませんが、北島康介選手同様に入江選手もデサントとアドバイザリー契約を結びましたから、当然アリーナでしょう。そして、女子100メートル平泳ぎ銅メダルの鈴木聡美選手はアシックスと契約しているので水着はアシックスですが、ゴーグルはVIEWの Blade ZERO UK(ブレード ゼロ ユーケー) ロンドン五輪モデル・限定カラーのグリーン×ダークシルバー。
松田丈志選手はスピード。寺川綾選手はミズノです。
アメリカの選手などはスピードのスーパーエリートゴーグルミラーを使っていることが多いようです。