つい先日、あるパーティで出た話。


なぜ

国や経済産業省はデザイナーや産地などのものづくりばかり支援して、ファッションメディアや業界紙、ライターを支援、育成しないのか。


JFWや東京コレクション・ウィーク、トーキョーアイをはじめ、若手デザイナーや産地など、国や経済産業省が支援するのはデザイナーやものづくりの企業ばかり。


若手デザイナーが会場費無料でショーをしたり、ご招待で海外に行ったり、産地が何千万円も補助金をもらって新素材を開発してプルミエールヴィジョンで評価されたり、ラグジュアリーブランドと契約すること自体はいいことだと思います。


でも、雑誌は休刊が続き、業界紙も次々に倒産、廃刊。残っているところはタイアップがさらに進んでつまらなくなっている。このままメディアがなくなって、ライターが生活できなかったら、どうなるのか。

東京コレクションを批判したり、厳しい質問をする媒体がつぶれて、タイアップしてもうけたいところだけが残ったら、どうなるのか。


これはクールジャパン室も変わらない。ものづくりからデザイナー、売り場まで一貫した支援を行おうとしているのなら、

批評する媒体やライターも支援すべきではないか。


確かに。


続く

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