パリコレの秘密

パリコレはどうしたら見られるの2その後


パリコレはどうしたら見られるの2を書いたのも2006年のお正月ですから、もう5年前になりました。
このことは改めて書くつもりですが、メーン会場だったカルーゼルドルーブルは去年の10月から使われなくなり、アレキサンダー三世橋の特設テントが作られるなど、会場も変わってきています。


でも、初日のコレクションが比較的入りやすいことは変わりません。
たとえば、昨年10月の11年春夏コレクションのスケジュールを見てください。


9月28日
14:00 アンパス・デラ・ディフェンス
15:00 アガノビッチ
16:00 ムー・ヤン・ヒー
17:00 アンソニー・バッカレロ
18:00 アマヤ・アルヅアガ
19:00 ニコラス・アンドレアス・タラリス
21:00 ファティマ・ロペス
9月29日
10:00 デバステ
11:00 ピエール・カルダン
12:00 ギ・ラロッシュ
13:00 アン・ヴァレリー・アッシュ
14:00 リミ・フゥ
15:00 ドリス・ヴァン・ノッテン
16:00 フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ
17:00 ロシャス
18:00 ガレス・ピュー
20:00 リュ・ドゥ・マイユ
21:00 ダミール・ドマ
9月30日
10:00 バレンシアガ
11:00 ザック・ポーゼン
12:00 マニッシュ・アローラ
13:00 アン・ドムルムステール
14:00 シャロン・ウォコブ
15:00 バルマン
16:00 バルバラ・ビュイ
17:00 リック・オウエンス
18:00 ルッツ
19:00 AFヴァンデヴォルスト
20:00 ニナ・リッチ
21:00 ブレス


これは初日と2日目、3日目のスケジュールですが、これを見るだけで、その理由がわかると思います。
ただし、日本からパリに行ってまで見る価値があるかどうかはその人の考え方です。

また、ブレスなどはプレゼンテーションですから、入りやすいです。

ベルンハルト・ウィルヘルムなどもプレゼンテーション形式の場合簡単だったりしますよ。

パリコレクションには人気ブランドと同じ時間、あるいは30分後くらいに、絶対に両方を見ることができないオフスケジュールというものもありますからオフスケジュールを狙うのもありかもしれません。


また、カメラマンアシスタントになるのもひとつの方法です。

この話をすると「私はコレクションの写真を撮ることができない」という人もいますが、そんなことは関係ありません。実際のお仕事は忙しいカメラマンの代わりに場所を確保する、そうでなければ行列に並ぶ、脚立やカメラケースなどをカメラ台のなるべくいい場所に置く、それだけです。フランス語や英語がぺらぺらならよりいいと思います。


もちろん、アルバイト代は期待しない方がいいでしょう。

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