Bobby Charles
Bobby Charles


bobby


<Producers>

Bobby Charles

Rick Danko

John Simon

<Musicians>
Jim Colegrove

Rick Danko

Amos Garrett

Levon Helm

Gurth Hudson

Ben Kieth

Harry Lookofsky

Richard Manuel

Buggsy Maugh

Geoff Muldaur

Billi Mundi

Bob Neuwirth

Joe Newman

Mac Rebbenack

David Sanborn

Herman Shertzer

John Simon

N.D.SmartⅡ

John Till


このレコードを神戸三宮のロック喫茶デュアンで初めて聴いたのは25年以上前の事になる。

これすごくいいよとジャケットを見せられて、参加ミュージシャンを見てまず凄いと思い、そしてまた本当に1曲1曲が素晴らしい曲と演奏と、ハートウォーミングな歌声に触れて、本当にHAPPYな気分になった。

口笛で始まり、オルガンが印象的なSmall Town Talk、少し黄昏れたワルツのようなTennessee Bluesの心地よさ。少しニューオリンズフレイバーを漂わせたウッドストックの仲間達の集いのようなこれらの音楽は、ザ・バンドが追求していた音楽のスピリットを凝縮したものでした。バックはザ・バンドの他、ハングリー・チャック、ボーダーラインのメンバーにGeoff MuldaurやDr.johnらが加わっています。

おさらいをするとBobbyは1938年生まれと言う事ですからもうすぐ70歳、このアルバムが34歳の時、それ以前はニューオリンズでチェスやインペリアルでソウル・シンガーとしてシングルを出し、ソングライターとしてファッツ・ドミノのSee You Later Aligaterのヒットを放ったと言う事です。このころのシングル・コレクションや、その後も数少ないアルバムがありますが、ヒューマン・ロック・ソングの金字塔である本作は本当に屹立しています。

バンド解散後のLevon HelmのRCO オールスターズの来日公演で、中盤シークレットゲストとしてBobbyが登場した時の興奮は忘れる事ができません。