この前、たあさんのメディスンカードリーディングの個人セッションで…
「美香さん、今日は好きなだけカード引いてもいいよ」って言ってくれたとき…

たあさんのカードリーディングは
何度も受けたことがあるけど
そんなこと言われたのは初めてだったので
私は少し戸惑った。

私はいつものように何枚か引いて…
「まだ引いていいの?」
「いいよ」

さらに何枚か引いて…
「まだ引いていいの?」
「いいよ」

えーっ!って、心の中で思いながらも
またさらに何枚か引いた。
で、もういいかな。と思った。

その様子を見てたあさんは
ニコニコしながら言った。
「美香さん、よく引いたよね〜
いいの?って言いながらも
引くってことが大事なんだよ。」

そして
「これはお互いに信頼関係があるから
できるんだよ。」とも言ってくれた。

30分のカードリーディングのセッションの中で
まだこれは初めの5分くらいの出来事。
このあと、リーディングをしてもらったわけだけど、この出来事はすごく大きなメッセージだったなぁと
今でも時々思い返している。

少し前から
自分を解放しよう!
魂の思うままに
自由に
自分の思うように生きよう

っていう流れが私の周りでも多く見られた。

私もその流れに乗って
いろんなセッションを受けたりしながら
身体と心に沁みついた
古いパターンや考えを手放してきたように思う。

けどそうしながらも…
なにかそこに違和感みたいなものをずっと感じていた。

周りのことを考えず
思いやる心を持たず
ただ自分の信念を貫くことが美徳とされてはいないか…
一歩間違えれば
それってただの自分勝手なんじゃない?

いろんな捉われから
自分を解放して自由になることは
とても大事なこと。

けれど同時に
忘れてはいけないのは
そこで
自分を客観視する目を持つことなんじゃないかなって思う。

自分自身(内)に向けて自由を叫ぶと
いろんなことを許可することができて
自分が豊かになる。

けど、相手 (外)に向けて
「なにやってもいいじゃない!」って、
自らの自由を叫ぶことは
そんなの信念でもなんでもない、
ただの孤立につながる。

自分を自由にしたいとき
なにかを発信したいとき
自分のことを客観視するのは
とても大事だ。

その行為そのものの中に
相手を思いやる心や
信頼や
愛が
あると思うから。

そうしながら
私が私を自由にしていくだけで
何か特別なことをやろうとしなくても

おのずと
今できることが
見えてくる。

そうなれたら素敵だな。

今日もいい日に。