こんばんは、かとうです。
もし何で甲子園は面白いのか?という質問に返答するのであれば、
「その野球がマジの野球だから」
と僕は答えることでしょう。
高校野球は1回負ければ、終わりです。
優勝するには勝ち続けなければならないのです、
どこにも気を抜ける場面なんてない!
だからこそまさに本気そのものであるのです。
本気というのは、言葉で伝わるものではないような気がします。
それは野球でなくても、勉強でも同じです。
本気で取り組んでいる人は、見ていて分かります。
”オレめっちゃ頑張ってる!”なんて言葉にするのは、まだまだ序の口なわけです。
本気というのは敢えて定義すると・・・
思いで伝わるのかもしれません。
第4試合 角館高校 VS 八頭高校
僕たちは八頭高校のアルプススタンドにいました。
全員八頭の文字が入った緑色の帽子
初回は角館に先制されたもの、そのあと八頭が逆転し、
だんだん八頭が優勢になってきました。
アルプススタンドにいた高校生やOB、地元鳥取の気分も徐々に盛り上がってきました。
そんな盛り上がりは他のお客さんにも飛び火して、
近くに座る横山先生にも火をつけました。
誰よりも大きな声で全力で八頭高校を応援していました。
僕を含め高校生はそこまでできない・・・レベルなくらい応援に熱を込めていました。
すると突然、横山先生が隣のおじさんに声をかけられました。
「あなたは八頭のOBの方ですか?」
八頭高校の帽子をその方からもらっていました。
全く鳥取県にも八頭高校にも縁もなかったはずなのに・・・
これも思いは伝わるの1つのカタチだと思います。
誰にでもマネできることではありませんが、
本気の思いは思わぬモノを動かすことがあるのかもしれません。
横山先生の人間力には脱帽します☆