第32回 「burnet hillのパートナーたち」 | 有名ブロガーインタビュー powerd by Ameba(アメブロ)

第32回 「burnet hillのパートナーたち」

八ヶ岳の麓で暮らす動物達のふれあい。
burnet hillのパートナーたち
◆ブログURL http://burnethill.exblog.jp/

―インターネットがつなげた、価値ある出会い―
アメブロスタッフ:ブログを始めたきっかけを教えて下さい。

burnethillさん:元々は、五郎の成長記録を残そうと思い、「五郎の気まぐれフォトダイアリー」というページを作っていました。五郎が1歳になり、一応成長が一区切りだろうところで、今まで成長記録をご覧になっていたお客様が、ブログを薦めて下さったんです。
ブログであれば、五郎の成長記録以外にも、他の動物達のことや、八ヶ岳の自然のことやその他の色々なことをまとめて紹介できると思い始めました。

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burnethillさん:今、ブログを始めて3年と少し経って、読者さんとの間に、ものの感じ方や、共感できることなど、通じ合うものが生まれてきました。すっかり「馴染みの人」みたいな感じでやりとりを続けている方もいますし、わざわざ、スコットランドやアメリカから(ペンションに)訪ねてきてくれる人がいたり。

アメブロスタッフ:読者さんと、特に、通じ合ってる・共感しあえると思えるのは、どういう部分ですか?

burnethillさん:「環境保護」や、「動物愛護」について、関心があるところですね。読者の方の中には、環境保全活動をされている方や、ボランティアで一時預かりをされていたり、アニマルレスキューの活動を行っている方がいらっしゃいます。
私も、ネットを通じて、辛い思いをしている動物のことを知って貰える機会を作っていきたいと思っています。

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―ブログが起こした、ドラマのような奇跡―
burnethillさん:「カンタとハンナ」のかんはんさんが、まだご自身のブログを始める前に
私のブログを見て下さってて、大イビキで爆睡中の奈々の写真を見て、「うちのハンナに似ている。もしかして血のつながりがあるんじゃないか?」と思ったようで。
それで、生まれ月や出生場所などをコメントでやりとりをしていくと、どんどん一致していくんですよね。出生先のブリーダーさんの名前を申し上げると・・・やっぱり同じなんです。
なんと、ハンナと、奈々は、同胎の姉妹だったのです。

奈々が家に来るまでにも色々紆余曲折があったので、偶然と偶然が重なった、感動的な奇跡の再会でした。これも、ブログを書いていなければ起こらなかった奇跡ですよね。

■その時の記事がこちら⇒奇跡の再会

―犬と暮らす為に移住を決断。―
アメブロスタッフ:現在は、ペンションを営んでらっしゃいますが、その前はどのようなことを?

burnethillさん:ペンションを営んで25年になるのですが、その前は外資系商社に勤めながら、千葉県で暮らしていました。

アメブロスタッフ:なぜ八ヶ岳の麓へ?

burnethillさん:半分は、「犬と暮らす為」です。今でこそ、犬と室内で暮らす人が増えてきましたが、当時は、犬が車に乗っているだけで珍しかった時代ですから、その中で大型犬が、夏の暑い中で過ごすというのはなかなか大変だし、自由に走り回れるところも少ない。
かと言って、あまり千葉県から離れる過ぎるのは・・・と考えた結果、今のところが丁度いい距離だったんです。

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アメブロスタッフ:実際、移り住んで、犬にとって良かったと思うことはなんですか?

burnethillさん:夏の暑さが軽減されたことですね。千葉県では、夏の日中は外に出せなかったので。今は、家の周りが林で、木陰になっていて涼しいのと、
千葉県では、オフリードにするチャンスが少なかったのが、いつでも犬を走らせてあげられるようになりました。

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アメブロスタッフ:近所に、動物病院などはありますか?

burnethillさん:いくつかあります。
でも、引っ越してきた頃には全くありませんでした。引っ越す前に、1年間獣医学を勉強しました。簡単な手術や、注射は自分でできるように。
ただ、獣医師ではないので、よその犬を診ると獣医師法違反になるので、うちの犬だけを診るという約束を元に、最初は電話などで、千葉県の獣医に指示を貰いながら治療していました。

―ある犬と暮らした日々を一冊の本に。その本に込められた思い―
アメブロスタッフ:書籍を出版されたきっかけは?

burnethillさん:まだ、ブログを始める前のことです。以前一緒に暮らしていた、ジュンという犬が個性的で、色々な話言葉が通じたり、人との関わりはとても深い犬だったんです。
そのジュンが亡くなって、ジュンとの思い出を残したいと思い、最初は自分達だけの為に本の制作を決めました。制作していく上で、HPでジュンの闘病記を載せていたこともあり、
犬の社会も、高齢化社会になっていている中で、この闘病生活の記録が、誰かの参考になったりとか、あるいは、ペットロスという状況になっている人に読んで貰えたら・・・

それから、犬を飼うということはどういうことなのか。子犬の時は可愛いけれど、いづれ老いていく。老いていった犬がどれだけ素晴らしいか。見送ることの辛さがどういうことなのか。

そういうことを、これから犬を飼おうとしている人に読んで貰えたら・・・と思い、自ら出版会社を立ち上げ、出版することになりました。

そして、東京の主要な書店に置いて頂き、お蔭様で、少し反響がありました。
「子供達に読ませたい」という学校や、図書館に置いて頂けるようになったり、老犬介護についての取材や、何度かセミナーの講師の依頼がありました。

僕は、これを通して、犬との暮らしのことが伝えられれば、役にたったかなあと思えます。

For Jun―あるゴールデン・レトリバーと過ごした日々/入江 良雄


―いつかは訪れる、ペットとの別れの時。―
アメブロスタッフ:burnethillさんご自身は、ペットを失った悲しみを乗り越えるために、どうされてきましたか?

burnethillさん:私の場合は、毎日のように写真を見続けています。そうすると、段々見慣れてきて、まだいつまでもそこにいるような感覚になるんです。
それを閉じてしまうと、亡くした時の辛さだけがいつまでも残って思い出が浮かび上がってくるんです。
だから、それを出来るだけ抑える為に、楽しかった時の犬の写真だけを飽きるほど見るようにしているんです。

あとは、幸いなことにペンションの常連さんや、一緒に犬と触れ合ってきた人達がいて、悲しみをわかちあってくれる。
これはすごく癒されます。
同じように辛く感じてくれて、涙すら流して下さる方がいたり、花を届けてくださったりとか、そういうことが本当にありがたいです。
ブログの方にも沢山のメッセージを寄せて頂いて、それを読むことにも随分助けられました。

アメブロスタッフ:ペットを失ってしまった人には、どう接すればいいと思いますか?

burnethillさん:ただ、話を聞いてあげることが大事だと思います。
「しっかりしなさい。元気を出しなさい。ペットが死んだ位で。」なんて言葉を掛けられると、とても傷ついてしまいます。
人によっては、辛くて思い出したくないという人もいますし、
楽しかったこととか、辛い最期のことなどを本人が話そうとしていたら、一緒に悲しんで、一緒に聞いてあげることしかないのではないでしょうか。

アメブロスタッフ:今までのご自身の記事の中の一番お気に入りを教えて下さい。

burnethillさん:『また積もったよ~

アメブロスタッフ:ブログの読者様に一言!

burnethillさん:これからも犬たちのことや八ヶ岳南麓のこと等を、毎日書いていきたいと思っていますので見にきてください。

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