「猫白血病」と「猫エイズ」の違い | famille ミルク猫部

famille ミルク猫部

名古屋の動物愛護団体ファミーユの【ミルクボランティア】活動記録です♡
ミルク猫(乳飲み仔~離乳期の仔猫)を自宅で育て、里親さんとのご縁をつなぐお手伝いをしています。


保護猫活動をする上で、避けて通れないのが猫白血病猫エイズの問題。



●猫同士でのみ感染する病気

●免疫力が低下する病気



ざっくりとこんな共通点が挙げられます。


感染頭数の割合が低く、あまり身近な病気ではない為、混同されやすいこの2つの病気。


詳細を一覧表で比較してみました。






まとめると、



猫白血病の方が感染しやすく、生存率が低い



ということがわかりますガーン


そして



猫エイズ流血の喧嘩さえしなければ、よっぽど他の猫さんに感染しない


発症(=具合が悪くなる)までに数年かかり、そもそも発症しないケースもある



という現状を知っていただきたいです上げ上げ


似て非なる2つの病気。


もちろん健康な猫さんでも、何かしらの病気にかかる確率はゼロではありません。


病気による死因で多いものは、


第1位 ガン

第2位 心臓病

第3位 腎不全


どれも定期的な通院、高額な治療費が必要となる病気です。


そして何より、猫さん自身の負担が大きいねこあせる


穏やかな老衰が理想的ですが、生き物である以上、やってくる運命をコントロールすることはできません。


いずれ迎える最期がガンなのか、心臓病なのか、腎不全なのか、猫エイズ発症なのか。


どのケースも辛く、悲しい思いをすることに変わりはありません。


猫エイズを発症していない無症状キャリア猫(=ウィルスは持っているが元気な子)は、



「病気の子」ではなく、「そういう体質の子」



なので、あくまでも個性の一つとして捉えていただければ幸いですニコニコ


エイズという響きがどうしても重いイメージになりがちですが、現状を知っていただき、差別や偏見が少しでも減ることを願っていますクローバー