「猫エイズ」ってこんな病気です | famille ミルク猫部

famille ミルク猫部

名古屋の動物愛護団体ファミーユの【ミルクボランティア】活動記録です♡
ミルク猫(乳飲み仔~離乳期の仔猫)を自宅で育て、里親さんとのご縁をつなぐお手伝いをしています。


ファミーユの猫たちは、猫エイズの検査を受けています病院


しかし、ごくたまに陽性反応(=ウィルス感染)の子がいます。(猫特有の病気なので、人には感染しませんクローバー


その場合は告知の上、里親募集をさせてもらっていますが、やっぱりなかなかお声はかからず。。。


でも実はこの病気、



「病気」だけど「元気」なんです!!!!



ファミーユの陽性猫さんたちも、普通の子と同じように生活していますにゃーラブラブ


というのも、猫エイズは数年にわたり段階を経て進行していくんですね。


感染→無症状(ウィルス保持)→発症→死亡


ファミーユの子たちは無症状の段階です。


そして、



感染=100%死亡、じゃない



という点も希望が持てる所ですきらきら!!


ある動物病院の看板猫さんは猫エイズでしたが、14歳まで元気に長生きしました。



陽性でも一生発症しない子、発症しても対症療法で長く生きられる子はたくさんいます♡



そもそも猫エイズは特定の症状が出るわけではなく、免疫力が低下する病気なんですね。


通常の猫さんは、こんな感じで免疫力のバリアに守られています。






一方ウィルス保持の猫さんは免疫バリアが弱く、病気にかかりやすい状態です。


でも免疫力の不足分を飼い主さんが補うことで、悪いバイキンから愛猫を守ることができますチョキ





バリアの穴を埋めるものとして、


・愛猫が快適に暮らせる環境

栄養バランスの良いキャットフード

・いつもと様子がおかしかったら動物病院へ連れて行く

愛情をたっぷり注ぐ


などが効果的ですきらきら!!


というかこれ、猫を飼われている方でしたら普通にされてることですねべーっだ!


もちろん不運にも発症してしまうケースもありますが、



「私が陽性の子を1年でも長く生きさせてみせるっ!!」



という優しい里親希望様がいらっしゃいましたら、ぜひ陽性の猫さんもご検討くださいきらきら!!