温室効果ガス削減を進めるならば
地球温暖化の原因が仮に温室効果ガスの増加だとするならば、先進国は排出権ビジネスで途上国から更なる搾取をするのではなく、温室効果ガスの排出を減らす為の設備やインフラを途上国に支援として差し伸べるべきだと思う。
ただし途上国にただ与えるのでは、途上国の自立発展を阻む。設備やインフラの運用やメンテナンスは、途上国が行わなければならない。そして与えるのは一度限りとし、二度目以後が自国開発するかライセンス生産するかして、自国産業を興す事が重要である。
そうでなければ、途上国のゴネ得になる。故にEU諸国は途上国への支援を言い出さない。
この贈与の関係を読み取る事無く、ただ支援として資金援助することは愚行である。
日本は単に支援と言う名の無駄遣いをしているとしか思えない。出資した目的が果たされているかの検証は欠かせない。
人間が数千年に渡り生活して来た広大な大地は、荒野や砂漠になる。近代化により更に大気汚染・河川海洋汚染が加わった。
人間の営みを考え直せとの、地球からの警告なのかもしれない。
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